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「食育基本法」 Q&A解説

読み:
しょくいくきほんほう
英名:
The Basic Law on Shokuiku
  • Q: 「食育」って何?
    「食育」とはどういう意味なのだろうか。

    A: 食育とは、食について考える習慣や、食に関するさまざまな知識、食を選択する判断力を身につけるための教育だ。食に関する情報が社会にあふれている中、食生活の改善の面から、また食の安全の確保の面からも、私たちの身体をつくる基本である食について、自ら考えて判断する力をつけることが重要だ。2005年に制定された食育基本法は食育を、生きる上での基本であって知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけている。そして、さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることを目指している。

  • Q: 食育基本法はなぜつくられたの?
    食育基本法はなぜ制定されたのだろうか。

    A: 近年、食生活をめぐる環境が変化し、日本における食の現状は危機的な状況にある。栄養バランスの偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度な痩身志向、食の安全と安心の低下、低食料自給率に見られる海外への依存、多様で豊かな日本の「食」が失われる危機などの問題が生じている。これらに対する対策として、国民運動として食育を推進するため、2005年7月に食育基本法が制定された。同法に基づく食育推進基本計画に即して、食品の安全性や食事と疾病との関係、食文化、地産地消などに関するさまざまな情報提供や実践活動が行われている。

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