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「太陽電池」 Q&A解説

読み:
たいようでんち
英名:
Solar Cell
  • Q: 太陽電池はなぜクリーンエネルギーなの?
    太陽電池がクリーンエネルギーと言われるのはどうしてだろうか?

    A: 太陽電池は、地球上に届く太陽エネルギーを電気に変える発電装置だ。発電時に石油など燃料を燃やす必要がないため、燃焼による二酸化炭素(CO2)などのガスや、有害な廃棄物を発生しない。こうした特徴からクリーンエネルギーと呼ばれている。また、モーターなどの駆動部分がないため騒音も発生しない。たとえば、モジュール出力100Wの太陽電池を使って年間で約100kWhの電気をつくると、石油火力発電に比べて1kWhあたり689g-CO2のCO2削減効果がある。

  • Q: 太陽電池はどこで利用されているの?
    太陽電池はどのように利用されているのだろうか?

    A: 太陽電池は、地球上に届く太陽エネルギーを電気に変える技術で、1954年に米国で発明された。当初は宇宙での利用を目的に開発されたが、1970年代のオイルショックを機に石油などの代替エネルギーとして太陽電池の技術が注目され、地球環境問題の観点からも必要性が高まって技術開発が進んだ。現在では、光から電気への変換効率が向上し、コストも下がってきたため、腕時計や電卓から、街路灯、道路標識、揚水ポンプ、ソーラーエアコン、観測機器、宇宙ステーションまで、さまざまな分野で利用されている。また、経済産業省が2008年11月にまとめた「太陽光発電の導入拡大のためのアクションプラン」は、太陽電池を使った太陽光発電の導入が期待できる分野として、道路、鉄道、港湾、空港などの公的施設や、小・中学校、高校、大学などの教育機関をあげている。

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