アジア地域における環境面で持続可能な交通(EST)の実現を目指して、環境省と国際連合地域開発センター(UNCRD)が共同で設立した政策対話会合。交通・環境担当の政府ハイレベルによる会合として、日本、中国、韓国、モンゴルなど24カ国が参加。国家EST戦略及び行動計画の策定と実施をはじめ、交通・環境問題についての政策や事業の進展に関する情報を共有している。
2005年に名古屋市で第1回会合が開催され、アジア地域が目指すべきESTの基本的な考え方や継続的な政策対話の実施をうたった「愛知宣言」が採択された。その後も毎年度開催され、2013年4月の第7回会合では、グリーン経済の実現に向けてESTが果たすべき役割や、具体的な取り組みについての議論が行われた。