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「コシガヤコシクサ」 とは

読み:
こしがやこしくさ

水位が高い間は水中で成長し、水位が下がる秋頃に水面に花茎を出して結実するという水位変動に応じたサイクルで生育する植物。砂沼では、春〜夏季に農業用水として溜水させ、農業用水の需要がなくなる秋季以降は水位を下げる水管理がなされていた。全国的な水不足となった1994年、1年を通じて溜水させておく水管理に切り替えられたため、花茎が水中に没したまま結実できず消滅したが、環境省の平成20年度生息域外保全モデル事業で関係者と水位環境改善への合意形成を図り、最後の自生地であった茨城県下妻市砂沼への播種実験等を実施し、発芽に成功した。

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