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「こどもホタレンジャー事業」 とは

読み:
こどもほたれんじゃーじぎょう

夜の闇の中を飛び交うホタルの光は、古くから日本の原風景として大切にされてきた。こうした風景が多くの地域で失われている一方で、消え行くホタルを呼び戻そうとする活動や、残されたホタルを守ろうとする活動が広がりを見せている。環境省では、水環境保全活動を広げていくため、とくにホタルの保護に取り組むこどもたちの活動を、「こどもホタレンジャー」と名付け、2004年度からそれを支援する「こどもホタレンジャー」事業を行っている。同省では環境大臣賞と優秀賞の表彰や受賞団体による活動報告を実施しており、2006年度は、全国から31団体(小学校の部20団体、中学校の部4団体、団体の部7団体)の応募があった。その中からは、ホタルの個体数調査を地域住民の協力を得て実施するといった活動を行った団体や、ビオトープ作りやホタル鑑賞会における光害防止活動などの地域にとけこんだ活動が評価された団体など、環境大臣賞2団体、優秀賞3団体が選ばれている。また、2007年度は、次の4種類の活動を対象にレポートを募集している。1) 総合活動(ホタルの観察、飼育などホタルを通じた水環境保全全般の活動)、2) カワニナ探し隊(カワニナの生息状況を調べるなど身近な水環境への取り組み)、3) もう一度ホタルを飛ばせ隊(かつてホタルがいた場所の川を調べる取り組み)、4) MIZUから調べ隊(家の周りの水や学校の周りからの水を自ら調べる取り組み)。また、子どもたちが中心になって行われた活動であれば、NPOからの応募も受け付ける。

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