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「ケミカルフリータウン」 とは

読み:
けみかるふりーたうん

 シックハウス、シックスクールなどの化学物質過敏症で困っている人などを対象にして、化学物質を極力避けた住宅、更に広げた街づくりの構想を提案したもの。内閣官房都市再生本部の2005年度全国都市再生モデル調査事業に千葉大学とNPO次世代環境健康学センターによる「ケミカルフリータウン構想を通じた街づくり」が採択された。2005年8月末に開業したつくばエキスプレスの新駅「柏の葉キャンパス」周辺を舞台とする構想で、環境、医療、健康、園芸療法、東洋医学などを要素にした新しいまちづくりの概念として注目される。2006年にNPO法人となったケミレスタウン推進協会が、ケミレスタウン・プロジェクトを推進している。このプロジェクトでは、シックハウスに対応した家屋や高層住宅などの建物を、千葉大学・環境健康フィールド科学センターの敷地内に建設し、化学物質過敏症に悩む患者とその家族が実際に居住する。そして、症状改善を実証し、今後の生活環境の指針を得ることを目的とした実証実験が予定されている。この結果から得られた成果は、今後、周辺のまちづくりに活かされるという。

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