- 読み:
- かせんふれっしゅど
家庭や工場などで使用した水は、下水処理場などで浄化した後に河川に放流されている。その水量を全河川水量から差し引いたものが河川本来の水量であり、河川本来水量が全河川水量全体に占める割合を河川フレッシュ度という。数値が大きいほど河川本来水量が多い。2003年度に国土交通省河川局が導入した新しい指標。汚水処理の効果が反映されていない点には注意が必要だが、私達が生活するために使った水がどれくらい河川に影響しているかを知ることが出来る。2003年度調査では、都市域で数値が低く多摩川調布堰付近で27%。同じ多摩川でも上流の羽村付近は99.4%と最高であった。