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「ローカルエネルギー」 とは

読み:
ろーかるえねるぎー
英名:
Local Renewable Energy

地域(ローカル)に分散して存在する、主に規模の小さなエネルギー源のこと。風力や小水力、雪氷利用、バイオガスなど環境と調和した再生可能エネルギーが多く、それぞれの地域がもつ特性に合ったさまざまな技術が研究・開発、利用されている。一般的に発電が行われる場合には全国規模のネットワークに接続されることが多いが、ローカルエネルギーの場合は電力を除いて地域内で生産され、消費される点が大きな特長だ。このため、ローカルエネルギーのことを地産地消型エネルギーと呼ぶ人もいる。

ローカルエネルギーの普及は、ICTを活用して再生可能エネルギーの安定的な導入を図る「スマートグリッド」や、エネルギーを地域内で統合的に管理する「スマートコミュニティ」を実現するためにも欠かせない。国は、2006年度まで「ローカルエネルギー税制」を設けていた。一方、経済産業省が導入を検討している再生可能エネルギーの全量買取に関する議論の中では、地域経済活性化の視点を重視すべきという意見が根強く、ローカルエネルギーの位置づけが大きなポイントとなっている。

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