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「ヨハネスブルクサミット」 とは

読み:
よはねすぶるくさみっと
英名:
Johannesburg Summit

2002年8月から9月にかけて、南アフリカのヨハネスブルクで開かれた「持続可能な開発に関する世界首脳会議(サミット)」のこと。気候変動枠組み条約が締結され、持続可能な開発のための行動計画「アジェンダ21」が採択された1992年の地球サミット(ブラジル・リオデジャネイロ)から10年目に開催されたことから、「リオプラス10サミット」とも呼ばれる。世界各国の首脳や関係閣僚、国際機関などが参加し、アジェンダ21の実施に向けた具体的な行動計画や数値目標が討議された。

最も重要な成果が、「持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言」の採択だ。ヨハネスブルク宣言は、持続可能な開発に向けた各国首脳の政治的な意志を示す文書であり、環境や貧困などの課題を解決するために、各国が清浄な水・衛生・エネルギー・食料安全保障に関するアクセスの改善や、ODAの達成、ガバナンスの強化などに取り組むことを宣言している。また、各国が持続可能な開発を進める上での指針となる包括的文書の「実施計画」が採択された。実施計画の主な内容は次のとおり。1) 京都議定書の早期発効、2) 資金・貿易に関する合意の早期実施、3) 衛生面の向上、4) 再生可能エネルギーの導入拡大、5) 持続可能な開発のための教育の10年の合意。

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