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「エコファンド」 とは

読み:
えこふぁんど
英名:
Eco-Fund

利益率など従来の投資基準だけでなく、環境への取り組みを考慮して株を買う投資信託のこと。環境対策を積極的に進めたり、自らエコビジネスを展開したりする環境関連の優良企業(エコ・エクセレントカンパニー)を投資対象として運営される。1999年に日興証券が「エコファンド」を売り出したのを皮切りに、他社が相次いで販売を開始した。

積極的に社会貢献を行う企業に投資することで、よりよい社会を築く活動を後押しするSRI(社会的責任投資)の一種として、環境意識の高い市民などから評価された。当初の運用利回りは比較的良好だったが、日本経済の不況も影響して、その後は縮小または横ばいの状況が続いている。NPO法人社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)の年報によると、2011年9月時点での公募SRI投信市場の規模は3252億円だった。

エコファンドの銘柄選定プロセスは、「環境」という基準で銘柄を選んだ上で従来の投資基準を適用する方法と、その逆の順番で銘柄を絞り込んでいく方法など、ファンドにより異なる。一方、21世紀に入り、環境の視点から見て価値の高い環境不動産の評価や運用の仕組みが整いつつあるなど、環境投資をめぐる新たな動きが出始めている。

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