サイト内
ウェブ

「NO2(二酸化窒素)」 とは

英名:
Nitrogen Dioxide

物が燃焼すると燃料や空気中の窒素(N2)と酸素(O2)が高温下で酸化され、一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)が生成する。これらを総称して窒素酸化物(NOx)と呼ぶ。高温燃焼下で空気中の窒素と酸素が反応するいわゆるサーマルノックスの主な発生源は自動車であり、大都市などにおける大気汚染源のひとつとなっている。環境基本法に基づくNO2の環境基準は、「1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること」とされている。

2008年度のNO2に関する有効測定局の年平均値は、一般環境大気測定局が0.013ppm、自動車排出ガス測定局が0.024ppmで、いずれも近年少しずつ改善する傾向がみられる。NO2の計測法としては、ザルツマン試薬を用いる吸光光度法またはオゾンを用いる化学発光法が公定法となっている。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。