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海野和男のデジタル昆虫記

2種に分離されているウラギンヒョウモン Fabriciana sp.

2種に分離されているウラギンヒョウモン Fabriciana sp.
2019年08月04日

 標高が1500mほどの場所で2匹のウラギンヒョウモンと1匹のミドリヒョウモンがアザミにとまっていた。だいぶ前のことだが、本州のウラギンヒョウモンはサトウラギンヒョウモンとヤマウラギンヒョウモンの2種に分けられたそうだ。翅の翅型が違うという。前翅が丸っこいのがヤマウラギンで、前翅端が突出しているのがサトウラギンだという。とすると左がサトで右がヤマということになる。小諸では標高の低いところのウラギンヒョウモンは、低山地で成虫になり夏は山に移動する。ヤマウラギンは、秋に山から下りないのだろうか?ぼくには種が違うことによる行動の違いの方が面白い。
アザミの花はチョウがとても好む花だ。庭にも植えたいのだが、園芸店で売っていないのが残念だ。
小諸高原美術館で「小諸日記20年」「蝶・多様性の世界」写真展開催中。8月28日まで

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