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海野和男のデジタル昆虫記

モロンダバオナシアゲハの飛翔 Papilio morondavana

モロンダバオナシアゲハの飛翔 Papilio morondavana
2018年12月03日

 マダガスカルにはオナシアゲハの仲間が何種かいる。このモロンダバオナシアゲハが最も珍しく。絶滅が心配される種だ。IUCNのリストでも絶滅危惧種に指定されている。アゲハの専門家の友人の井上さんに同定して頂いた。
 オナシアゲハはアジアのものとアフリカのアフリカオナシアゲハが近縁で、いずれもミカンを植えてある人家周辺に多く、マダガスカルでもアンタナナリボに普通だ。
 モロンダバオナシアゲハは名前の通りモロンダバが原産地で、その周辺でしか見られない珍しいアゲハだ。乾燥した林に住んでいて、道路の水たまりにやってきたところを撮影した。何匹か来たが、後翅が全部見えるカットはほとんど撮れなかった。普通のアフリカオナシアゲハも混じっていたかもしれない。

関連タグ
チョウ
飛翔
Olympus E-M1 Mark Ⅱ
旧熱帯区(エチオピア区)
マダガスカル
proキャプチャー
絶滅危惧種
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