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海野和男のデジタル昆虫記

昔は小諸にいなかったツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius

昔は小諸にいなかったツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius
2018年08月02日

 高原美術館のある飯縄山にツマグロヒョウモンが2匹いた。正確に記録をとっていたわけではないが、小諸日記に小諸のツマグロヒョウモンが登場したのは2004年の9月27日だ。この頃は小諸日記に上がっている写真は、全てその日に撮ったものだから、9月27日が写真としては初記録だろう。
 記事の中で今年も7月に2000mを超える場所で出会ったとあるが、正確にはこれは烏帽子岳なので鳥なり町と言うことになる。
 ツマグロヒョウモンは幼虫で越冬するために、冬期の気温が低い小諸では生息できなかったのだろう。東京でもツマグロヒョウモンが定着したのはそれほど昔のことではない。
 幼虫はスミレ類を食べる。野生のスミレは冬期には、葉がないが、他のヒョウモン類が好まないパンジーも好物だ。パンジーは冬期でも植えられているので生息が可能になったのだろう。
 9月2日まで小諸高原美術館(月曜休館)で海野和男写真展「ファーブル昆虫記と小諸の虫」の写真展。新作も多数展示。A0,B0の大型プリントで約70枚(写真点数はファーブル昆虫記のコーナーだけで150点)。海野はだいたい夕方4時頃から5時までは顔を出す予定です。ファーブル昆虫記の原著も展示。

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