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海野和男のデジタル昆虫記

40-150mm F2.8 PROとLYTRO ILLUM

40-150mm F2.8 PROとLYTRO ILLUM
2014年11月30日

昨日発売されたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを、発売日に入手することができた。残念ながら、今、カメラを全て点検に出しているので昨日は使えなかった。
最短撮影距離 0.7m、最大撮影倍率 0.21倍(フルサイズ換算0.42倍)というチョウやトンボの撮影用に作られたのでは思うほどの仕上がりだ。
夏に、試作機を一度だけ使わせてもらったことがあるが、そのシャープさには舌を巻いた。ズームレンズでこれほどの解像力のあるレンズはかってなかったのではと思えるほどに感じた。どれくらいシャープかと言えば、フキバッタの交尾を40-150で撮影すると、ほぼ画面いっぱいに撮れるのだが、それをピクセル1/2倍でトリミングしたのがこの写真、被写体が立体的なのでF5.6に絞った。
レンズは重さが800gもない。F2.8のレンズとしてはとても軽い。しかし仕上げは見た限りでは堅牢で、高級感が漂っている。勿論防塵防滴である。最近は、良いレンズは高いというのが常識だが、このレンズは性能や仕上げのわりには、たいそうお買い得感があるレンズだと思う。マクロレンズはいらないという人もでてくるかもとちょっと心配。実際、このレンズを使えばマクロの出番は減ってしまうだろう。ともかくも、正統派のレンズである。
一方、あとからフォーカスを変えられるという異端なカメラLytro。Lytroでこのレンズを撮影したら、自動合成モードみたいのがあるようで、全体にピントがきた写真が撮れた。絞りはなく、つねにF2での撮影となる。こちらはまだ使い方が良くわからないがポテンシャルは高い。
ちなみにアマゾンでは14-150の1.4X テレコンバーターキットは16万円ちょっとである。これはテレコンキットをお奨めする。さらに倍率が高く撮れるからだ。テレコンの性能も素晴らしく、そのわりに安価だ。
LYTRO ILLUM もアマゾンで予約できるようになった。
あとからフォーカスを変えることのできるカメラLYTRO ILLUMについては先日の小諸日記に詳しい

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