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海野和男のデジタル昆虫記

ハリバエを深度合成で

ハリバエを深度合成で
2014年05月25日

 ハリバエは成虫越冬なのだろう。今月初めに吸水に来たハリバエの仲間をTG-3の深度合成モードで撮影した。このモードはカメラが自動的にピントをずらし8枚ぐらい撮影して、ピントのあった部分を合成してくれるモード、撮影には1秒強かかる。手持ちでは少しカメラが動いたりするけれど、比較的うまくいく。ただ触覚が動くと何本も触覚が写ってしまう。ハリバエは触覚が短いから問題なく合成してくれた。円内は等倍で切り出した複眼。
 23日に発売された海野和男の昆虫撮影テクニック・増補改訂版は、おかげさまで好評のようです。
 TG-3にあるフォーカスブラケット機能や、自分でピントをずらして撮影した写真をカメラまかせでなく、フォトショップを使って高画質な深度合成写真を作る具体的な手順もわかりやすく1見開きで書いています。
 昆虫写真は高性能デジタルカメラで、フィルム時代より100倍やさしくなったとは言え、被写体が小さいので、カメラの使いこなしや、機材選びが非常に重要です。
 3月に虫の音を録音にマレーシアへ行った時に、TG-3で撮影したマレーシア撮影記がフォトパスに公開されています。

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