アサギマダラの翅の色は浅葱色だ。
浅葱色とはごく薄い藍色のことだそうだ。葱はネギのこと。色見本で見ると、薄い青緑のように見える。
アサギマダラは翅が浅葱色であると言うところから付けられた名である。確かに新鮮なアサギマダラの薄い翅は青みを帯びて美しい。
アサギマダラのオスとメスはよく似ているが後翅に黒い班があるのがオス(下)。これは性標と呼ばれるオスだけにある班だ。ビロードのような光沢があり、他の部分と違っている。アサギマダラのオスは腹部などに発香器官があるが、性標にもオス特有の匂いなどを出す鱗粉があるのだろう
札幌で8/17 16:00から講演会「虫がもし大きかったら」
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