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海野和男のデジタル昆虫記

D7000のISO3200

D7000のISO3200
2010年11月06日

 ニコンD7000の高感度特性がよいことは1週間使っただけで十分にわかった。ぼくの場合、今まではD300はISO200で使うことが多く、曇ればISO400、どうしても速いシャッターを切りたい時にISO800がせいぜい。それ以上の高感度はまず使ったことがなかった。D7000ではビデオでIso6400などを使ってみたがかなりよい。そこで実際どれくらい高感度特性がよいか三脚を使って霜のマクロ撮影をしてみた。レンズは85mmマイクロ。
 Iso100、400、1600、3200で撮影した写真だ。左上が100、右上が400、左中が1600、右中が3200だ。下の二枚はピクセル1/2倍で400と3200を比べたもの。高感度ノイズ除去はノーマル。ISO400はノイズはISO100とほぼ同等と思った。3200のノイズの少なさにちょっと驚いた。霜のディテールも3200でも残っていた。画像処理エンジンがよいのだと思うが、D700同等以上の高感度特性を持っているようにも思える。
 F8の撮影で、Iso100では1/15のシャッター速度になったが、Iso3200では1/500のシャッターが切れた。実はISO100の切り出し画像も作ってみたが、何と若干のブレがあった。三脚を使っても1/15だとマクロ撮影ではぶれることもある。ISO100とISO200はまったく区別ができない。Iso400から若干ノイズが出るが400と800はほぼ問題なし。1600と3200ははさすがにノイズ感はあるが、3200にしても1600とあまり変わらない。1600でも3200でも一般的には問題なさそうだ。D300より感度によって変わるが、高感度域では2段階近く強くなったように思える。高感度特性の良さを活かした撮影でシャッターチャンスが増える。

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