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海野和男のデジタル昆虫記

バインミー

バインミー
2010年01月11日


 ベトナムはフランスに支配された歴史が長いから、食文化にもフランスの香りが残っている。バインミーもその一つだ。朝早くから屋台で売られているので、昼の弁当には最適だ。値段も80円程度と手頃である。 
 バインミーはフランスパン(バケット)にレバーペーストをぬり、ハムや、キュウリ、ピクルスなどをはさんだベトナム風サンドイッチだ。最後にニョクマムを振りかけ、強い匂いの香草、パクチーも入っている。パクチーはアジア料理によく使われるが、フランス料理にも同じ香りのコリアンダが使われている。コリアンダは地中海原産であるが、パクチーは南米原産らしい。ということはアジアでパクチーが使われるのも、そんな昔からのことではなく、フランス食文化の影響なのかもしれない。
ベトナムの朝ご飯は、フランスパンを食べる人が多いように思う。毎朝通ったそば屋でも、バインミーではなく、スープにフランスパンという組み合わせで食べる人がけっこう多い。(下)
 ベトナムのフランスパンは普通のバケットより軽めな感じだ。これは米粉が混じっているかららしい。日本でも米の消費にパンを作るのはどうかという試みがあるようだが、バケットが大好きなぼくとしては、ベトナム風フランスパンが日本にもあったらよいなと思う。
D300S  EP-2

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