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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(ロシア最初の一眼レフZenit)

今日のクラシックカメラ(ロシア最初の一眼レフZenit)
2002年01月11日

Zenitは旧ソ連のKMZ、すなわちクラスノゴルスク機械工場で生産されたロシア最初のペンタプリズム付き一眼レフカメラだ。(ウェストレベルファインダーのものはスポルトという機種が戦前にあった)1953年から56年にかけて3万9千台製造された。同じKMZで1949年から56年にかけて84万台近くも製造されたレンジファインダーカメラ、Zorki 1のマウント部を前にのばし、ミラーと1眼レフ用ファインダーを付けたものである。下にZorkiとZenitを並べた写真がある。これを見るとボデイーが同じ作りであることがわかるだろ。マウントは両方ともライカスクリューマウントである。ただしZenitの方がボディーが厚いから、レンズの厚さは逆に薄くなっている。両方のカメラに固定鏡筒のインダスター50を付けた。レンズは厚みをのぞけば全く同じである。(オリジナルはインダスター22)ファインダー倍率は1倍で最近の一眼レフより大きくはっきり見えるぐらい優秀だ。なおブラックモデルはなく、これは後塗りのものだ。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定

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