ナライガタマバチの産卵
2001年12月17日
コナラの冬芽(花芽)にとまっている小さなハチを見つけた。どうやらナライガタマバチで、産卵しているようだ。お腹に三角形の突起があって、その先端に産卵管がある。昨年も撮影したが、そのハチには翅があった。今回のものは翅がない。ナライガタマバチは有翅のものと無翅のものがいるのであろうか。春になると小さな虫こぶができ、やがて中からハチのオスとメスが現れるらしい。もう一度世代を繰り返し、冬に現れるのは全てメスだという。
◎「海野和男の里山デジカメ日記」(小諸日記2000年4月〜2001年4月) 2002年2月出版予定(世界文化社発行)