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今週末(4月20日・21日)の桜見頃はここ!東・西日本の5分咲き〜満開を迎えるお花見名所ガイド

  • 2024年4月19日
  • Walkerplus

記録的な早さで開花した2023年に比べかなりスローペースな2024年の桜だが、現在は関東の北や東北で見頃を迎えている。すでに満開を迎えているスポットも多く、お花見を楽しむならば今週末が最後のチャンスかもしれない。開花が遅れたことにより、桜祭りなど期間を延長しているイベントもあるので公式サイトやSNSなどでチェックしてみよう。現時点の予想から、早ければ今週末(4月20日・21日)に5分咲き〜満開の桜を楽しめそうな、人気お花見スポットをピックアップする。
※各スポットの見頃は2024年4月17日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。

■【東海・北陸・甲信越】今週末(4月20日・21日)5分咲き〜満開の桜を楽しめそうな名所

■【福井県】九頭竜湖の桜 / 蒼い湖とピンクの桜のコントラストが魅力
開花状況:5分咲き(※2024年4月17日現在)

ソメイヨシノ、山桜、八重桜などを湖畔に植栽。桜の開花時期には、湖の青と山の新緑、桜のピンクのコントラストが美しい。また、紅葉の時期には、色付いた山々と水辺に映る紅葉を眺めながらドライブできる。



■【滋賀県】臥龍桜 / 龍の姿に似ていることから臥龍桜と呼ばれる大樹
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

臥龍公園は、岐阜県高山市一之宮町にある公園。推定樹齢1100年以上のエドヒガンサクラで、この枝幹が龍が臥した姿に似ていることから臥龍桜と呼ばれている。幹の目通り周囲7.3メートル、東西20メートル、南北30メートルに枝を広げる大樹で国指定の天然記念物になっている。4月1日〜21日(日)で「桜まつり」を開催。多くの花見客で賑わう。



■【山梨県】河口湖畔(北岸)の桜 / 河口湖と富士山を背に咲く桜の絶景スポット
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

河口湖北岸からは、雄大な富士山と湖面をバックに約100本の桜が楽しめ、絶好の撮影スポットとなっている。湖岸の桜並木を散策しながらの花見も格別だ。満開の時期にはライトアップも実施されるほか、河口湖円形ホール付近で富士・河口湖さくら祭りも開催される。2024年は1週間延長して3月30日~4月21日(日)まで開催。期間中は日没から21時頃までライトアップが行われ、10時から17時頃まではクラフト市も同時開催される。



■【長野県】弘法山古墳の桜 / 4000本の桜が山全体を桜色に染め上げる
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

弘法山古墳は3〜4世紀頃築造された東日本最古級の前方後方墳。春は約4000本もの桜でピンク色に包まれる。墳頂からの眺望も抜群で、松本市街と北アルプスを桜とともに一望できる。



■【長野県】光前寺のしだれ桜 / 幽玄なる春宵一刻値千金の夜桜
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

長野県下屈指の大寺であり、国の文化財にも指定されている県内唯一の名勝庭園で、早太郎伝説と光苔の寺。国指定名勝 天台宗別格本山光前寺にはしだれ桜が約70本。光前寺住職が先代から育ててきた「光前寺不動滝桜」や「鐘楼の古木」桜などが植えられ、古いものは樹齢約200年。見頃は例年4月中旬頃で、複数の樹種があるので、咲き始める時季がずれ、花は長ければ3週間くらい楽しめる。長野県では善光寺に次ぐ規模の大刹。南信州随一の祈願霊場として広く信仰されている。樹齢数百年の巨木が立ち並ぶ境内には県宝三重塔が建つ。日の光を反射して美しく神秘的な光を放つ光苔は4月中旬から10月下旬頃まで見ることができる。2024年3月30日~4月21日(日)の18時30分~21時には、「光前寺しだれ桜ライトアップ」を実施。



■【新潟県】悠久山公園の桜 / 優美な桜が咲き乱れる憩いの場
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

悠久山公園は「おやま」の呼び名で親しまれ、自由広場や泉翠池周辺などに約2500本もの桜が咲く。公園内にはサル山のある小動物園(無料)や、城をかたどった郷土史料館(有料)、長岡の先人の石碑等があり、ゆったりと過ごすことができる。無料駐車場あり(※桜の季節は混雑)。

2024年3月29日~5月6日(振休)には、悠久山桜まつりが開催。期間中、開花状況にあわせて夜間照明も行われる。



■【関東】今週末(4月20日・21日)7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな名所

■【東京都】奥多摩湖の桜 / 湖面に映る水辺の桜と山々の桜の景観を満喫
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

ソメイヨシノ、山桜、大山桜、大島桜などが例年4月上旬から下旬にかけて奥多摩湖の周辺を彩り、周囲の山々でも桜が山肌をピンク色に染め上げる。湖上を渡す浮き橋「ドラム缶橋」を歩けば、湖面に写る美しい桜の景観を楽しめる。



■【千葉県】大房岬自然公園の桜 / 潮風を感じる芝生で、満開の桜を堪能
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

南房総国定公園の中にあり、自然を活かした行楽施設が集合している。園内の各所に桜があるが、展望塔の周りは見晴らしも良好なので、空の青さと桜色のコントラストがひときわ美しい。ソメイヨシノや八重桜が数多くあるため長期にわたり桜が楽しめる。公園には運動広場や、ビジターセンター、自然の家、ホテル、キャンプ場があり、駐車場、芝生園地、遊歩道、展望台なども整備されている。



■【群馬県】沼田公園(沼田城址)の桜 / 樹齢400年といわれる名木、御殿桜が名高い
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

約200本の桜があり、見頃の時期には多くの観光客や市民が訪れ、桜の名所として親しまれる沼田公園。なかでも御殿桜は樹齢400年とも言われ、沼田城形見の名木だ。種類は彼岸桜で、沼田城址のシンボル的な存在である。



■【栃木県】日光街道桜並木の桜 / 約16キロと、全国屈指の規模を誇る桜並木
開花状況:7分咲き(※2024年4月17日現在)

国道119号、通称「日光街道」と宇都宮環状線が交差する上戸祭町交差点から北へ、日光市山口まで、約16キロにわたり山桜など約1500本の桜が植えられている。山桜の花が舞う散り際は、まるで別世界の美しさだ。



■【茨城県】平和通りの桜 / 約1キロの平和通りを彩る桜のトンネル
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

日立駅前から国道6号線まで約1キロをつなぐ「平和通り」は、約120本のソメイヨシノが植えられており「日本さくら名所100選」にも選ばれている。満開時には桜のトンネルを歩くことができる。



■【東北】今週末(4月20日・21日)7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな名所

■【福島県】鶴ヶ城公園の桜 / 赤瓦の天守閣に1000本の桜が映える
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

鶴ヶ城は、日本で唯一の赤瓦の天守閣を持つ城。春には約1000本のソメイヨシノが開花し、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。2024年4月3日から5月6日(振休)までの期間には夜間ライトアップが行われ、夜桜も楽しむことができる。また、堀や土塁は約400年以上前からのものが残り、城郭全体が国の史跡に指定されている。

2024年4月3日から5月6日(振休)の期間中には、鶴ヶ城桜さくらまつりが開催される。なお、鶴ヶ城天守閣は2023年春に内部のリニューアルを行い、歴史に秘められた物語を楽しむことができる。



■【山形県】霞城公園の桜 / 山形城二の丸跡に咲き乱れる1500本の桜
開花状況:7分咲き(※2024年4月17日現在)

山形城跡を整備した霞城公園は、約1500本の桜があでやかに咲き誇る山形市随一の花見の名所として有名。開花時期にあわせて東濠沿いがライトアップされ、夜桜を楽しむこともできる。



■【秋田県】角館武家屋敷通りの桜 / 天然記念物でもある角館のしだれ桜
開花状況:満開(※2024年4月17日現在)

秋田県仙北市角館の町にあるしだれ桜のうち、162本が国の天然記念物に指定されている。武家屋敷の黒板塀に映えるピンク色の花々がかわいらしく、毎年多くの花見客を魅了している。なおこの桜は、佐竹北家二代目佐竹義明の妻が京都から嫁いでくる際に、嫁入り道具の中に入っていたしだれ桜の苗木3本が始まりといわれている。2024年は4月15日~5月5日(祝)に「角館の桜まつり」が開催され、ライトアップも実施される。



■【福島県】夏井千本桜 / 夏井川水面の輝きと桜のコントラストが美しい
開花状況:7分咲き(※2024年4月17日現在)

夏井川の両岸5キロにわたり、約1000本のソメイヨシノが咲き誇る。桜を眺めながら遊歩道をのんびりと歩くことができ、夏井川の水面の輝きと桜のコントラストを楽しめる。また、遊歩道にスイセンも咲いており、春の訪れを存分に楽しむことができる。



■【岩手県】遠野福泉寺の桜 / 約200本のソメイヨシノが咲き誇る境内の桜並木
開花状況:7分咲き(※2024年4月17日現在)

遠野福泉寺は小さな山一つを「山内」にした真言宗の寺で、日本一と言われる木造十一面観音が有名。例年4月下旬頃、ソメイヨシノ約200本が咲き誇る。境内には見事な桜並木があり、開花時期には来訪者を楽しませてくれる。




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