サイト内
ウェブ

2024桜シーズンスタート!今週末(3月23日・24日)に開花〜満開を迎えそうな全国のお花見名所ガイド

  • 2024年3月22日
  • Walkerplus

2024年の桜の開花は全国的に平年並みからやや遅くなる見込みだ。東京で観測史上1位のスピード開花を迎えた昨年と比べれば若干遅いものの、多くの地域で今週末の開花が予想されている。九州ではすでに満開を迎えているスポットも。満開はまだ先でも、いち早く春の訪れを探しに出かけてみてはいかがだろうか。現時点の予想から、早ければ今週末(3月23日・24日)に咲き始めや満開の桜を楽しめそうな、人気お花見スポットをピックアップする。
※各スポットの見頃は2024年3月21日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※その他の内容は取材時点の情報です。

■【九州】今週末(3月23日・24日)咲き始め〜満開の桜を楽しめそうな名所

■【長崎県】田ノ頭郷のしだれ桜(波佐見町) / 樹齢130年。春風にゆれる、しだれ桜の優雅な舞
開花状況:満開(※2024年3月21日現在)

長崎空港がある大村市と佐世保市の間に位置する、焼き物の街として知られる波佐見町。そんな波佐見町の数ある桜スポットのなかでもいち早く開花し、春の訪れを知らせてくれるのが、田ノ頭(たのかしら)郷の丘の中腹に咲く樹齢130年のしだれ桜。保存会による手厚い保護の下、年々元気と優美さを取り戻し、今や県下指折りの桜スポットとなっている。ふっくらとした淡いピンク色の花びらが、うららかな春の風にゆったりと踊るように揺れる様子が美しい。個人所有の桜が一般開放されているので、路上駐車や無断駐車、封鎖された柵内に入っての撮影などをしないよう、周囲へ配慮しながら観賞を楽しもう。



■【宮崎県】綾の照葉大吊橋の桜 / 雄大な自然を一望できる綾の照葉大吊橋
開花状況:満開(※2024年3月21日現在)

2012年にユネスコエコパークに登録された綾町の照葉樹林地帯に、山桜が咲き誇る。緑輝く森に浮かぶ淡い桜色が美しく、大吊橋までの行程でも、大吊橋の上からでも素晴らしい眺望が楽しめる。吊橋を渡りきると、山の斜面に沿った自然遊歩道が約2キロに渡り続く。



■【福岡県】日向神ダムの千本桜 / 日向神湖の周囲を彩る1000本のソメイヨシノ
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

1962年に建設された日向神ダムは矢部川上流の日向神峡に位置する。ダム建設の際に造られた人造湖の日向神湖は、切り立った安山岩が特徴の峡谷で、神話に伝えられる蹴洞岩(けほぎいわ)や天戸岩や正面岩などがそびえ、湖と見事な景観を造り出している。近年は、ハート岩も注目され、パワースポットとして訪れる人も多い。2024年3月23日(土)~31日(日)には、やべ春まつりが開催。



■【熊本県】人吉城跡の桜 / 球磨川沿いの桜や神社の境内の桜を楽しむ
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

国指定史跡に指定されている人吉城跡。約230本のソメイヨシノが植えられており、春になると桜の名所として多くの花見客でにぎわいを見せる。敷地内に鎮座する相良護国神社の桜や、球磨川沿いの桜など、散策をしながらさまざまな景色が楽しめる。



■【鹿児島県】霧島神宮の桜 / 拝殿を背景にしたしだれ桜が美しい霧島神宮
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

6世紀に僧侶慶胤により高千穂峰と御鉢の間に社殿が造られた霧島神宮。山岳信仰から始まったと言われ、建国神話の瓊々杵尊(ニニギノミコト)を祀っている。境内には、樹齢800年ともいわれる神木の杉があり、人々の信仰を集めている。また、3月下旬から4月上旬には、約200本あるソメイヨシノ、八重桜、しだれ桜が咲く、桜の名所にもなっている。




■【関西・中国・四国】今週末(3月23日・24日)咲き始めの桜を楽しめそうな名所

■【和歌山県】道成寺の桜 / 本堂横の有名な入相桜など、多彩な桜で彩られる
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

能や歌舞伎で有名な安珍清姫伝説の舞台として知られる道成寺。エドヒガンやソメイヨシノなどが順次開花していくので、長くお花見が楽しめる。宝仏殿では国宝の本尊千手観音はじめ二十数体の仏像群が拝め、縁起堂では絵巻を見ながら「絵とき」を聞くことができる(有料)。また、2024年3月31日(日)には「桜・舞・道成寺」を開催。



■【広島県】亀居公園の桜 / 石本美由起の歌碑散策も楽しめるロマン溢れる桜の名所
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

約300本の桜は市民に花見の場として親しまれており、公園内の亀居城本丸跡からは瀬戸内海と桜の絶景を楽しむことができる。また、公園内に大竹市出身である故石本美由起氏の作詞家活動40周年を記念して造られた「詩の坂道」があり、「柿の木坂の家」「悲しい酒」など9つの歌碑と記念碑を巡ることができる。



■【高知県】家地川公園の桜 / 四万十の静かな湖面に映える桜
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

JR家地川駅近くにある公園。満開期には、約300本のソメイヨシノが四万十の静かな水面に映え、幻想的ともいえる雰囲気を作り出す。整備された遊歩道は、家族連れや遠足に訪れた子どもたちでにぎわう。2024年3月31日(日)には桜まつりが行われる。




■【東海・甲信越】今週末(3月23日・24日)咲き始めの桜を楽しめそうな名所

■【愛知県】八事山興正寺の桜 / 国の重要文化財を彩る桜
開花状況:つぼみ(※2024年3月21日現在)

江戸期創建の八事山興正寺では、例年3月下旬から4月中旬にかけ境内各所で桜が開花。境内を散策しながら、淡い雲海のように広がる桜を楽しむことができる。創建当初広い境内は「東山」と「西山」に分かれ女人規制の地もあったが、現在は誰でも7つのお堂を巡り参拝することができる。2024年3月28日(木)~4月5日(金)10時~16時は「桜花の室礼」を開催(拝観料500円、30日は休園)。普門園内竹翠亭で桜をテーマにした室礼を楽しめる。



■【新潟県】桜公園の桜 / 100種300本の桜が咲く絶景ポイント
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

5万2000平方メートルの敷地には、栽培種の桜約100種約300本が植栽されている。黄色い桜や緑色の桜など珍しい品種のほか、秋から冬にかけて楽しめるものもあり、四季折々に咲き乱れる花を通じて自然の持つ美しさや力強さを感じることができる。公園内のさくらハウスで、さまざまな桜について情報を得るのも楽しい。また、国指定天然記念物の「橡平サクラ樹林」がある大峰山への登山口の拠点にもなっている。2024年4月29日(祝)に予約制の「大峰山ハイキング」が実施される。




■【関東】今週末(3月23日・24日)咲き始めの桜を楽しめそうな名所
■【東京都】ホテル椿山荘東京の桜 / 各所で桜を観賞できる都内のオアシス
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

2022年に、開業70周年を迎えた老舗のホテル。2月中旬より寒緋桜、修善寺寒桜が咲き始め、4月上旬までに約20種100本の桜が順に見頃を迎える。3月下旬以降は春の陽気の中、ソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇る様子を見られる。また、日没後はライトアップが行われる。闇夜の中で照らし出される桜の姿は必見だ。



■【東京都】六義園の桜 / 流れ落ちる滝のようなしだれ桜は必見
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

第5代将軍徳川綱吉の側用人、柳澤吉保が造った和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園で1953(昭和28)年に国の特別名勝に指定された。2024年3月16日~3月24日(日)は、六義園の春の風物詩として親しまれている「春夜の六義園 夜間特別観賞」を開催。普段は入園できない夜間(期間中毎日18時30分~21時)、しだれ桜を中心に、六義園の主景観のひとつである中の島、吟花亭跡、水香江など各スポットをライトアップする。入場には夜間特別観賞券が必要。※詳細については公式サイトなどでご確認ください。



■【神奈川県】BIOTOPIA(ビオトピア)の桜 / 東京ドーム約13個分の広大な敷地に咲く珍しい桜の数々
開花状況:咲き始め(※2024年3月21日現在)

子どもから大人まで楽しく「未病改善」体験ができるBIOTOPIA。東京ドーム約13個分の開放的な敷地内で、2月に河津桜、3月に春めき桜、4月にソメイヨシノほか、およそ10種類もの桜を楽しめる。4月に咲く御衣黄、鬱金桜など黄色い花が珍しい桜や菜の花も必見。広々とした敷地を、混雑を避けてゆっくり散策。2024年2月23日~4月7日(日)には「桜フェア2024」が開催、レストランで桜にちなんだ限定フードや商品を販売。



あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.