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フジッコのふりかけ用塩こんぶ「きざみ塩こんぶ ごま入り」が復活!おにぎりブームとふりかけの大人需要が追い風に

  • 2023年11月7日
  • Walkerplus

フジッコ株式会社は、以前販売していた「きざみふじっ子 ごま」の終売後、「素材を活かしたふりかけで、これがないと子どもがご飯を食べてくれない」「再販してほしい」などの多くの問い合わせをきっかけに、ふりかけ用塩こんぶ「きざみ塩こんぶ ごま入り」を発売した。発売の経緯やおいしさのヒミツを同社の担当者に聞いた。

■ふりかけユーザーのほとんどは「塩こんぶ」を買っていない!?
近年、塩こんぶは家庭でさまざまな料理に使うことが定着し用途が増えている。そこで同社は、ご飯と一緒に食べたり、おにぎりの具材にしたりするには、長い塩こんぶよりも刻んだタイプの塩こんぶが食べやすくマッチすると考えた。また、フジッコ「塩こんぶ」ユーザーの約64.4%は「ふりかけ」を併買している一方、「ふりかけ」ユーザーは「塩こんぶ」を併売するユーザーが約5.1%と差が大きい。「今後ニーズがあるのではないかということと、ごはんのお供として想起させるふりかけカテゴリーとは親和性が高いと感じました」と、同社コア事業本部昆布事業部で管理栄養士の名倉留美さんは振り返る。

節約志向からお弁当需要が高まり、手軽さと保存性を兼ね備えたふりかけの人気に加え、ふりかけ市場はコロナで「食卓のおとな需要」が伸長傾向にあった。また、これまでふりかけの中でわかめの素材は多い一方、昆布の素材は少ないことにも着目。「このたびのお客様の復活の声も後押しし、ふりかけ用塩こんぶの再登場が決定しました」と名倉さん。

海苔の価格高騰の影響もあり、コンビニのおにぎりも混ぜ込みタイプが増え、刻んだ塩こんぶの混ぜ込みおにぎりも人気だ。名倉さんは「『きざみ塩こんぶ ごま入り』は混ぜ込みおにぎりとの相性も良いことから、ふりかけとしてのニーズに加え、おにぎり需要にも合う商品だと考えています」と話す。

■試食アンケートでは塩味・旨味・甘味とゴマの香ばしさ、アクセントのバランスに支持
一般消費者に試食アンケートを行ったところ、「塩分も控えめで、甘味もかんじられ、ごはんとの相性が抜群。ゴマも入っていて健康的だと思った」「あつあつのごはんに混ぜ込むと昆布の旨味がご飯にしみこみ、ご飯に直接かけてすぐに食べればゴマと昆布の粒の食感も楽しめ、またおにぎりにして冷めても旨味がしみこみおいしい」など、好評価だった。

開発担当で同事業部の管理栄養士・山下香織さんは「塩こんぶは粘りがあるため、そのまま刻むことが非常に難しいです。一方で刻むために、乾燥させてしまうと昆布が硬くなり、ふっくらとした食感が失われてしまいます。おいしさを残したまま適切な大きさに刻むことができるのは、長い間塩こんぶとむきあってきたフジッコならではの技術です」と説明する。

「きざみ塩こんぶ ごま入り」について、さらに話を聞いた。

「(今回の商品を発売した狙いは?)最近、塩こんぶは家庭でさまざまな料理に使うことが定着し用途が増えていますが、ごはんと一緒に食べたり、おにぎりにするには、定番の細長い塩こんぶよりも、きざんだタイプの塩こんぶが食べやすくベストマッチだと考えています。また、塩こんぶユーザーはふりかけを購入している方が多いですが、ふりかけユーザーからの塩こんぶの認知はまだ低いです。ふりかけ売場で、お買い物をされている方にも塩こんぶを知ってもらいたいことからふりかけ用塩こんぶを発売しました。成長期のお子様をもつお母さんや、子ども向けのふりかけを卒業していてお弁当やおにぎりを作る機会が多い方がメインターゲットです」

「(今回の商品のイチオシポイントは?)ゴマの香ばしさと、きざんだ塩こんぶの旨味がごはんとの相性抜群です!毎日食べても飽きないおいしさで、ごはんにふりかけるのはもちろん、混ぜ込みおにぎりや炊き込みご飯のトッピングにもおすすめです」

「(ユーザーへのメッセージは?)これからの時期は新米のお供におすすめです!ぜひお試しください」

「きざみ塩こんぶ ごま入り」は、袋・ボトルタイプともに全国で発売中。北海道産昆布100%で、おいしく炊き上げた絶妙なバランスの塩こんぶを丁寧に短くカットし、白いりゴマ20%の黄金比率により、ゴマの香ばしさと昆布の旨味がごはんに合う飽きのこないおいしさだ。ごはんのお供に、おにぎりにぜひお試しあれ。

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