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ハンバーガー大好き俳優・小林亮太が人気グルメバーガー店をレポ!東京近郊6店舗まとめ

  • 2022年8月12日
  • Walkerplus

舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が、人気グルメバーガー店をナビゲートしている「小林亮太とグルメバーガーと。」。この連載を通して訪れた、都内近郊で食べられる絶品バーガーを一挙に紹介する。



■千葉・松戸市「R-S(アールズ)」
東京・千駄木の「レインボーキッチン」で修行した島本亮さんが地元に戻り、2008年に開業した「R-S(アールズ)」。最寄駅からはバスで15分という立地にもかかわらず、平日でも行列が絶えない人気店だ。

まず、同店で味わいたいのは、エッグとチーズをサンドし、和牛100%のパティをてりやきソースで味付けした「リアルバーガー」(1550円)。同店で修行したスタッフが東京・六本木でオープンした「ALDEBARAN(アルデバラン)」でも味を継承しているほど、人気を集めるメニューとなっている。

「カリッと焼かれたバンズに国産和牛、テリヤキソース、とろりとしたチーズとエッグの濃厚な味を黒コショウがまとめていて…これはずるい。何かが強く主張してくることはなくて、すべてがうまくまとまった豪速球をバン!と食らってる感じの味がたまらないです」(小林)



「アールズ」では和牛100%の脂の旨みを味わうバーガーのほかに、オージービーフを使った赤身の旨みを堪能できるバーガーもラインナップしている。その中から「アボカドチーズバーガー」(1300円)を紹介。

「バンズやシーザードレッシング、スイートチリからくるほのかな甘みが好きです。脂少なめでさっぱりとしたオージービーフのパティに、レタスとトマトとオニオンのさわやかさがマッチして、全体的にすごくまとまっている印象です。和牛は脂が重いなという人は、こっちならぺろりと食べられると思います」(小林)



「ふんわり、もちっとした食感で、甘みがあっておいしい」と小林が評したバンズは、千葉の人気ベーカリー「Zopf(ツオップ)」に特注。バンズにカボチャの種がトッピングされているのも、同店のバーガーの特徴のひとつといえる。

■神奈川・横浜市「PENNY'S DINER(ペニーズダイナー)」
神奈川・横浜市にある「ペニーズダイナー」は、店主の湯浅直人さんの父が創業した「ペニージャパン」製の雑貨やアンティークアイテムがところ狭しと飾られ、50年代のアメリカにタイムスリップしたかのような店内が印象的だ。

全米を一周したこともある湯浅さんが開いたダイナーだけあって、メニューは多種多様。その中から、アルゼンチンの発祥のソースを使った「チミチュリバーガー」(1760円)を紹介する。

150グラムの大きなパティに白ワインビネガーベースのさっぱりとした味わいのチミチュリソースを合わせたバーガーを食べて、小林は「パセリとかオレガノとかニンニクの香りが鼻にふわっと抜けて、おいしいです。レリッシュ、トマト、生のオニオンと具材それぞれのバランスもいい」とコメント。「2個目も食べたいくらい好き!」と絶賛した。



そしてもうひとつ。「チーズバーガー」にテリヤキソース、パイナップル、フライドオニオンをトッピングした「ハワイアンバーガー」(1850円)も味わった。

「クセがなくてシンプルな味のテリヤキソースにパイナップルの果汁が合わさって、ハワイアンなテイストになっているんだと思います。熱を入れて柔らかくなったパイナップルは、具というよりソースの一部になっている感じ。甘めのソースだけど、パティに結構塩コショウが効いているので、そのコショウの香りが全体の味を引き締めていてすごくいいです」(小林)

「ペニーズダイナー」では、大きめにハンドチョップしたごろごろとした肉感が魅力のパティを使用。アメリカに旅した気分で、異国情緒を感じながらワイルドに食べたいバーガーだ。



■東京・千代田区「folk burgers & beers(フォーク バーガーズアンドビアーズ)」
神保町の大通りから少し入った小道にある「フォーク バーガーズアンドビアーズ」は、本郷三丁目にある有名店「ファイヤーハウス」で修行した店主の高野和彦さんがオープンした。2018年の開業から数年で人気バーガー店の仲間入りをした同店からは、高野さんオリジナルのプルドビーフを使った「フォーキースモーキー ベーコンチーズ」(1782円)を紹介。

「バーベキューソースで煮込んだプルドビーフが入っているから、ほかの店のベーコンチーズバーガーとは違う、圧倒的な旨みの強さを感じるんですね。すごいって言葉しか出てこなくて悔しいけど、プルドビーフの旨みと燻製の香りが食欲をかき立てる感じがすごい(笑)。あと、マスタードの酸味も燻製と相性ばっちり。酸味が引き立って、いいアクセントになっています」(小林)



さらに、独自性を感じさせるメニューが、肉味噌と海苔をサンドして和風に仕上げた「ゴーダミソミートバーガー」(1540円)だ。

「肉味噌の主張が強すぎるわけではなく、パティや素材を味わっている中に味噌の香りが鼻を抜けていくような…。コクがあるゴーダチーズと肉味噌の相性も抜群で、足し算が成功しているバーガーという感じがします。海苔もさらっと1枚はさまっているだけに見えて、ちゃんと存在感があります」(小林)



自家製ベーコンを店で仕込んでいるため、火曜、水曜は店内が燻製の香りに包まれる。小林は「お店が燻製の香りに包まれてるから、それも旨みとして足されている気がしておいしかったです。個人的には仕込みの日に来るのがおすすめです(笑)」と語った。
■東京・目黒区「バーガーファクトリー」
人気グルメバーガー店「Sun 2 Diner(サンツーダイナー)」で働いていた川領平(かわ・りょうへい)さんが、その物件を引き継いで2019年2月にオープンした「バーガーファクトリー」。中目黒と祐天寺の真ん中に位置する同店は、川さんの知り合いがペイントしたというカラフルなイラストが店内にあふれ、そこにいるだけで気分が上がる。

種類豊富に用意されたトッピングには、カスタムを楽しんで欲しいという川さんの思いがある。そこで、小林はベーコンジャムとハラペーニョをトッピングした「ベーコンクリームチーズバーガー」を食べることにした。

「ベーコンの燻製の香りと玉ネギとかニンニクの風味が甘みと合わさって、シンプルなベーコンとは全然違う味です。これがベーコンジャムなんですね!ベーコンジャムの甘さとクリームチーズのさっぱり感に、ハラペーニョのちょっとキリッとした辛さが時々やってきて、まったくくどさがないので永遠に食べられます(笑)」(小林)



また、同店ではバンズを+100円でメロンパンに変更することができる。そこで、小林お気に入りトッピングのプルドポークを使ったバーガーをメロンパンにカスタム!

「豚の旨みとのパティの牛の旨味が掛け合わさってよりおいしく感じます。バーベキューソースの甘味があるから、メロンパンの甘味とマッチしているし、コールスローも程よい酸味と食感がアクセントになっているんです」(小林)



同店のメニューは50種類以上!カスタム初心者でも、いろいろなバーガーを楽しめるようになっているので、ぜひ気になるバーガーを試してみて。

■東京・世田谷区「ハラカラ。」
東京・三軒茶屋にある「ハラカラ。」のハンバーガーは、マヨネーズやマスタードを使わず、味付けは天日塩とコショウだけとシンプル。素材の味を堪能できる体にやさしいバーガー作りが、50代や60代でもぺろっと食べられるバーガーを目指す店主の萩原洋次さんのポリシーだ。特に、レタスは新鮮さをキープするために、愛媛の契約農家から土ごと直送してもらうという徹底ぶり。

そんな同店で実食したのは、同店で人気No.1の「アボカドチェダーチーズバーガー」(1375円)。

「ひき肉を使ったパティだから、ハンドチョップのようなごりごりとした肉感はないんですけど、だからこそ、シャキッとしていながらも柔らかいレタスや、ふんわりとしたバンズとのバランスがいいんだと思います。150グラムあるから物足りなさもないし、食べていると、ときどき結晶のままの塩が舌に触れて、味に抑揚が出るのも楽しいですね」(小林)



スタンダードな具材を使った「アボカドチェダーチーズバーガー」に対して、バンズと大根おろしという意外なマッチングで人気メニューとなっている「梅おろしそバーガー」も紹介する。「梅おろしそバーガー」は、パティと鬼おろしに、シソと梅、レタスを合わせ、調味料はもちろん塩コショウのみという、いたってシンプルなバーガー。

「塩気がしっかり効いて味がぼやけないから、お肉とおろしがよりマッチしているんだろうな。さらに、甘酸っぱい南高梅のさっぱり感がマッチして、絶妙な味わいに仕上がっています。鬼おろしのバーガーには梅入りと梅なしがあるんですけど、南高梅の特別感がすごいので、ぜひ梅が入っている方を食べてみてほしいです!」(小林)



「ハラカラ。」では、小林が「加水率高めのブールっぽい」と評したもちもち感あるバンズをバルミューダのトースターで焼き、外はカリッと中はふんわり、しっとりと仕上げている。バンズの食感を生かして、やさしく潰して食べるのがおすすめ。

■東京・新宿区「homeys(ホーミーズ)」
高田馬場の早稲田通りにある「homeys(ホーミーズ)」。こちらはプレーン、黒いライ麦、赤いチリの3色のバンズで作るバーガーが目を引くグルメバーガー店。とはいえ、見掛け倒しではなく、味ももちろん絶品だ。さらにサイドメニューは定番のポテトのほか、パティの端材で作る牛すじスープ、ビーツでピンクに色付けしたコールスローの3種から選べるのもうれしい。

黒いライ麦バンズの色の秘密は、生地に練り込んだカカオパウダーだが、これが味の深みを出すのにもひと役買っている。小林は、このバンズを使った同店の人気メニューでもある「黒いベーコンチーズバーガー」(1485円)を実食した。

「コショウが効いているパティやベーコン、チーズ、厚切りのトマトと玉ネギにたっぷり入ったレタス、そしてバーベキューソースを、密度が高くバリっと焼き上げた存在感のあるバンズが包んでいるから、トータルとしてのバランスがいいと思います。バンズのほろ苦さが、バーベキューソースやスモークしたベーコンにもマッチしておいしいです!」(小林)



もちろん、赤いバンズもチェック。チリバンズは生地に練り込まれたチリパウダーに加えて、ソースがホットチリソースに変わるので、なかなか辛めの仕上がりに。辛いものが苦手という小林は、「エッグチーズバーガー」(1595円)にタルタルソース(220円)をトッピングして、まろやかさをプラスしたオーダーをした。

「チリバンズとチリソースの辛さをタルタルがうまく中和してくれています。とんでもない色のバンズやトッピングなのに、ちゃんとうまい。奇抜な見た目だけど、おいしさは保証します(笑)!」(小林)



「ホーミーズ」ではラムパティのバーガーも提供している。ラム肉も店で挽いて使っているというこだわりぶりで、小林も興味津々だった。



撮影=小山志麻
ヘアメイク=平林輝之、田中宏昌
文=大谷和美

※感染症対策を行ったうえ、店舗の了承を得て撮影時のみマスクを外しています。

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