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【コロナ対策情報付き】牛久大仏の魅力を徹底解説!“世界一高い青銅製の仏像”の楽しみ方から、人気のお土産まで丸わかり

  • 2020年10月3日
  • Walkerplus

牛久大仏の見どころや楽しみ方など、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■牛久大仏ってどんなところ?奈良の大仏が手のひらに乗ってしまう全高120メートルの青銅製仏像
茨城県南部の牛久市に鎮座し、全高120メートル、総重量4000トン、青銅製(ブロンズ)の仏像としては世界一の高さを誇る牛久大仏。阿弥陀如来の十二の光明にちなんで120メートルとされた大仏は、左手のひらが約18メートルにおよび、奈良の大仏が手のひらに乗ってしまう大きさだ。ギネスブック世界記録にも認定されているその姿は、目の当たりにすると言葉を失ってしまうほどの迫力で、ダイナミックかつ悠然とした姿を拝観しようと1995年の建立以来、国内外から多くの観光客が訪れている。

ここでは、世界一の大きさはもちろん、地上85メートルの胸部展望台、体験コンテンツ、お土産情報など牛久大仏の楽しみ方や魅力について、牛久大仏管理事務所の近藤桂さんに話を聞いた。

■【見どころ1】関東平野が一望できる展望台、金色に輝く3400体の胎内仏、写経スペースなど5つの空間から成る「牛久大仏胎内」
大仏の内部は5階建て構造。各階にさまざまな体験コンテンツが用意されており大仏の“胎内巡り”が楽しめる。1階は浄土の世界を表現した空間「光の世界」。2階には約77席の写経席が用意されているほか、大仏の足の親指模型(原寸大)や、建立完成までのパネルを展示。近藤さんによると、「2階写経席にはかわいらしい仏さまが描かれた絵手紙も展示しています。絵手紙には一つひとつ心に残る言葉が添えられていますので、自分だけの言葉を探すのも一興です」とのこと。心落ち着く空間で貴重な写経体験(200円)を味わってみよう。

そして3階には金色に光り輝く胎内仏に囲まれた「蓮華蔵世界」が広がっている!約3400体の仏像が壁一面に並び、毎日朝と夕方には読経が響き渡り厳粛な空間となる。5階は仏舎利が安置された「霊鷲山の間」で釈尊の生誕と入滅のパネルを展示。なお、地上85メートルに位置する胸部展望台へはエレベーターでスムーズに移動できるので、小さな子供や高齢者でも安心。関東平野や筑波山を眺めることができ、天候によっては東京スカイツリーや富士山が見える絶景スポットだ。大仏の胎内見学の所要時間はおおよそ1時間、混雑時はさらに時間がかかるので余裕を持って出かけたい。ゆっくり拝観したい場合は比較的空いている午前中が狙い目。

■【見どころ2】広大な園内には季節の花々が咲き、かわいい動物にも出合える!
胎内を見学したあとは、季節の花々を観賞できる約1万平方メートルの花畑・定聚苑や、正覚の滝など自然豊かなスポットが点在する浄土庭園の散策へ。定聚苑は、4月にはソメイヨシノや芝桜などの桜が開花し、敷地一面を彩る姿は圧巻。4月中旬〜5月下旬にはアイスランドポピーやシャーレーポピー、矢車草、花菱草、10月にはコスモスが大仏の足元に咲き誇り、期間により花摘みを楽しむこともできる。

また、隣接する「ふれあいガーデンテラス」では、日曜・祝日に触れ合い動物園を開催(12月と2月は閉園)。ヒヨコやヤギなどへのエサやり体験、リスザルやフクロウなどの小動物とのふれあいを通して、命の大切さや尊さを学べるほか、かわいいサルが見事な曲芸と演技、愛くるしい姿を披露する「お猿のステージ」は金曜をのぞく毎日開催している(12月と2月は日曜・祝日のみ開催)。

■【イベント】1年を通して大人から子供まで楽しめるイベントを開催!
牛久大仏では1年を通して多彩な催しを実施。12月31日〜1月3日の初詣「修正会(しゅうしょうえ)」では大仏のライトアップや花火の打ち上げを行っており、正月三が日は大仏胎内3階までの拝観が無料となる。ゴールデンウィークには、あめ細工やべっこう飴細工など昔懐かしい露店が並び、大道芸人がジャグリングやマジックなどのパフォーマンスを披露する「なつかし露店と大道芸人」を開催。8月15日の「お盆法要 万燈会(まんとうえ)」では無数の灯籠による灯明や奉納花火、万燈行列が行われ、園内が幻想的な雰囲気に包まれる。

■【グルメ、お土産】牛久大仏はグルメやお土産も充実!お腹が空いたら仲見世通りへ
園内には食事処やお土産店が軒をつらねる仲見世通りがあり、茨城名物やここでしか買えないオリジナルグッズなどが並んでいる。いちおしのお土産は茨城を代表する菓子店あさ川の「牛久大仏招福饅頭」(税込1080円)と永田商店の「すいーとぽてと」(1個税込110円、12個入税込1440円)。粒あんとこしあん2種類が入った「牛久大仏招福饅頭」はほどよい甘さと柔らかな食感で幅広い世代に好まれる人気商品。茨城県産のサツマイモ紅あずまを使用した「すいーとぽてと」は自然の甘さと素材の味が生きた特製スイーツだ。

また、見学後のちょっとお腹が空いたときにぴったりなのが味工房の「海鮮バクダン焼き」(税込500円)。まるで巨大なたこ焼きのようなビジュアルで、中には海鮮がたっぷり!仲見世通りを散策しながらできたて熱々を頬張ろう!ほかにも、牛久大仏直販店にはクリスタルストラップ(税込660円)や大仏Tシャツ(税込2800円)、御朱印帳オリジナル(税込1500円)、懐中名號〈お護り〉(500円)など。「牛久大仏ならではのアイテムを豊富に取り揃えているのでぜひチェックしてほしい」と近藤さんは話す。

■【料金とアクセス】都心から車でわずか1時間、ICからも約3分とアクセス良好!無料駐車場は800台以上を完備!
拝観料金は大人(中学生以上)800円、子供(4歳〜小学生)400円、庭園のみの拝観も可能でその際は大人(中学生以上)500円、子供(4歳〜小学生)300円となる(お猿のステージ含む)。交通アクセスは、車だと都心から約1時間ほど。首都圏中央連絡自動車道阿見東ICからわずか約3分の場所に位置し、ルートもわかりやすく便利。周辺には「あみプレミアム・アウトレット」があるので帰り道にショッピングも楽しめる。電車は最寄りのJR牛久駅からバスで約20~30分、タクシーで約15分。イベントや行事の際は、駐車場の規制が行われ混雑が予想されるため公共交通機関の利用がおすすめだ。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・手指消毒、園内でのマスク着用へのご協力をお願いします。
・大仏胎内に入る際、サーモグラフでの体温の測定をお願いします。
・最上部の展望は平日のみ、土日・祝日は階段にて大仏3階本堂までの拝観とさせていただいています。
・混雑時にはエレベーターの稼働を見合わせます。また、稼働時の収容人数は定員の3分の1以下としています。
・茨城県感染予防アプリ「いばらきアマビエちゃん」を利用しています。
※そのほか、最新情報は公式サイトを要確認

取材・文=角川アップリンク

<施設情報>
・住所:茨城県牛久市久野町2083
・アクセス:【電車】JR牛久駅からバスで約20~30分、東口2番乗り場から「牛久大仏・牛久浄苑」行きまたは「あみプレミアム・アウトレット」行きに乗り「牛久大仏」停留所下車 【車】首都圏中央連絡自動車道阿見東ICから約3分
・営業時間:3月~9月 平日9:30~17:00、土日祝9:30~17:30。10月~2月 9:30~16:30※受付は終了の30分前
・定休日:なし
・駐車場:822台(無料)
・料金:大仏胎内を含むすべての拝観 大人(中学生以上)800円、子供(4歳〜小学生)400円。庭園のみの拝観 大人(中学生以上)500円、子供(4歳〜小学生)300円※1月1日~3日は大仏胎内3階まで拝観無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年8月時点の情報です。

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