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短時間の「有酸素運動」でリフレッシュ 手軽にランニングを 真冬ランで気を付けるべきことは

  • 2023年12月3日
  • tenki.jp

いよいよ今年のカレンダーも残り1ページになりました。何かと忙しい師走…短い時間でも生活の中に「運動」を取り入れることは気分転換にぴったり。これから寒い日が増えてくる頃ですが、ケガや事故を防ぎながら、安全にランニングを楽しむポイントをまとめました。

手軽な「有酸素運動」を取り入れて気分転換を

いよいよ12月がスタート。今年が終わるまでにやり遂げたいこと、片付けたいこと…何かと忙しくなる時期ですね。
忙しい毎日の中、ストレスを感じることも多くなる頃かもしれません。短い時間でも生活の中に「運動」を取り入れることは、気分転換にぴったりです。運動は心と体をリラックスさせ、睡眠リズムを整える効果も期待できます。

中でも効果的なのが「有酸素運動」です。
「有酸素運動」とは、酸素を使って体内の糖質や脂質をエネルギー源とする、筋肉への負荷が軽い運動のことです。軽めのランニングやウォーキング、サイクリング、水泳などがそれにあたります。自分がこれなら続けられそうだなと思ったものを続けると良いでしょう。例えば、公園を20分くらい散歩するというだけでも十分な「有酸素運動」となり、きっと「すっきりした!」という感覚を得られるはずです。

参考資料:厚生労働省 こころもメンテしよう


ランニングにぴったりな季節

動きやすい服装さえあれば、道具いらずでどこでもスタートできる「ランニング」は、スポーツ初心者にもおすすめです。

スポーツには種類によって適した気温があり、瞬発力のいるスポーツに関しては暑い方が向いていて、長い時間持久力のいるスポーツはどちらかといえば、少し寒い方が向いているといわれています。

長く走るか、短く走るかによっても違ってきますが、長距離走など持続力が必要なスポーツが適している気温は5℃〜15℃くらい。寒くなるにつれて汗をかく量は減りますが、実際に同じ距離をランニングした際には「じっとしていて寒いくらい」がちょうど楽に走りやすく感じられます。

日本海側は時雨や雪のシーズンに入り、なかなかランニングの時間をとるタイミングをとるのが難しくなってきますが、予想最高気温に注目して、ぜひ予定を立ててみてください。太平洋側は比較的晴れの天気が多く、気温も適した日が多い頃です。

東京の平年値でみると、最低気温は12月上旬が5.3℃、中旬が3.6℃、下旬が2.5℃となり、12月中頃には5℃を下回ります。
最高気温は12月上旬は13.3℃、12月中旬が11.9℃、12月下旬が11.0℃となっています。
東京の気温の平年値からは、12月上旬は、時間帯に関わらず、走るのには比較的向いた気温の日が多くなるということが言えそうです。ただ、朝晩5℃を下回るような冷え込みの日は、寒さ対策を十分に考えるなど注意が必要でしょう。

急な雨・風 低体温症リスクが高まる ウェアで対策を

本格的に寒くなる時期、生活の中にランニングを取り入れるとしても、天気予報を事前に確認して計画を立てるようにしてください。
冷たい雨や風によって体感温度が奪われるような天候になった場合は、「低体温症」になるリスクが高まるため、控えた方が良いでしょう。
「低体温症」とは、気温や風、雨などの影響から、体の中心部の温度が35℃を下回ることです。吐き気やめまい、不整脈が起きることもあります。

これからの真冬のランニングにふさわしいウェアは「寒さ」を避けることです。
必須となるのが、まず、防風・撥水効果のあるウィンドブレーカーです。中でも薄手のウィンドブレーカーがあると、暑くなったら腰に巻くことができますし、運動をやめた後の汗冷えを防ぐことができます。

また、帽子は日が差していなくても、冷たい雨や風を直接受けるのを防ぐことができるので、かぶることをお勧めします。

次に手袋です。手袋はランニング中の寒さや暑さを調節するのに、とても便利な防寒グッズとなります。手袋をしながら走って暑くなってきたら、ウエストに挟んだり、ポケットに入れておいたり、再び寒くなってきたら使用するといったように、走っている間の暑さ、寒さを上手く微調整することが可能です。

外に出るのが億劫な時もありますが、好みのランニングウェアを着て、走りだせばきっと良い気分転換になりますので、ぜひ試してみてください。
空気が乾燥する季節、顔や手足に保湿クリームをつけると皮膚の乾燥を防ぐことができて、より快適にランニングすることができますよ。

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