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折り紙手芸「ひょうたん」の作り方

  • 2023年7月18日
  • NUKUMORE

折り紙手芸の「ひょうたん」は球体を整えたら、一旦くびれを作って上部の膨らみを作ります。パーツ数を減らしたり増やしたりして形を追求する、難易度の高い作品です。完成後は縁起物として、千成り瓢箪のイメージでちょっと傾けて飾りましょう。

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はじめに|折り紙手芸の基礎

作品を作る前に、まずは折り紙手芸の基礎を理解してから進めましょう!

■折り方
3種類あります。お手元の紙が1対2なのか、1対2弱なのか、1対2強なのか、確かめてから折りましょう。
ここでは、1対2弱の場合(市販の紙、コピー用紙、広告チラシなど)のパーツの折り方が必要になります。折り方の詳細は下記で紹介しているので、参照してください。
【三角パーツの折り方(1対2弱の場合)】はこちらから

■道具とのり付け方法
組んだパーツはボンドを使って固定します。詳しいやり方は下記で紹介しているので、参照してください。
【折り紙手芸の道具とのり付け方法】はこちらから

■パーツのしくみ
別記事で紹介していますので、こちらより該当箇所をご参照ください。

必要な材料

★できあがり寸法:幅=約12cm 高さ=約22cm

●No.8・9(紙は上質紙)
・紙
5cm×9cm 水色または黄 480枚
(うち2枚は口と底用 折らない)
・房つきひも 1本

※上質紙とは角封筒(薄茶の封筒)に使われている紙程度の厚さで少々硬めです。

●No.10
・チラシ(4cm×7cm)480枚
※ひと回り小さくできあがります。

組立図

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*記号の見方

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作り方

*「星(底部、6つ足)」の作り方

01 折り紙手芸用の長方形の紙を半分に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_1_1686126746 02 裏返して、角から三角に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_2_1686126761 03 左上の角からも三角に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_3_1686126780 04 右上の角からも三角に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_4_1686126790 05 左下の角からも三角に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_5_1686126800 06 裏返して、斜めの折り目の交差点を通るように、縦に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_6_1686126816 07 左側も斜めの折り目の交差点を通るように、縦に折って折り目をつけます。
lbs3547_p17_flow_7_1686126828 08 右半分を折り目どおりにたたみます。
lbs3547_p17_flow_8_1686126846 09 裏返して縦に置き、残りの半分も折り目どおりにたたみます。
lbs3547_p17_flow_9_1686126858 10 たたんだところ。
lbs3547_p17_flow_10_1686126877 11 裏返して、まん中の三角部分を貼り合わせます。
lbs3547_p17_flow_11_1686126895 12 6つ足の星形底部ができあがりました。
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*「ひょうたん」の作り方

13 底部(星)にボンドをつけて三角パーツをかぶせます。「ポケット」は片方を使い、奥までしっかり差し込みます。
lbs3547_p17_flow_13_1686126920 14 底部に1段目6枚のパーツをかぶせたところ。
lbs3547_p17_flow_14_1686126930 15 2段目のパーツをかぶせます。1段目のパーツにボンドをつけて隣り合うパーツにまたがるようにかぶせます。
lbs3547_p17_flow_15_1686126943 16 2段目をかぶせたところ。段差は外側で1cmくらい、内側はぴったり添わせて4mmくらいが良いでしょう。
lbs3547_p17_flow_16_1686126955 17 3段目は「三角部分」1つに対して1枚のパーツをかぶせます。
lbs3547_p17_flow_17_1686126974 18 3段目12枚のパーツを、片方の「ポケット」を使ってかぶせたところ。
lbs3547_p17_flow_18_1686126985 19 4段目は12枚のパーツを、隣り合うパーツにまたがるようにかぶせます。
lbs3547_p17_flow_19_1686126997 20 5段目は「三角部分」1つに対して1枚のパーツをかぶせます。24枚を、片方のポケットを使ってかぶせたところ。
lbs3547_p17_flow_20_1686127010 21 7段目までかぶせたところの内側の様子。直角部分をぴったり添わせて丸く形作ります。
lbs3547_p17_flow_21_1686127021 22 8段目は6枚増するので、3ケ所普通にかぶせたら、「三角部分」に1枚ずつを2ケ所、これをくり返します。(組み立て図の矢印を確認)
lbs3547_p17_flow_22_1686127035 23 8段目をかぶせたところ。この時点でのりづけしておきます。
lbs3547_p17_flow_23_1686127051 24 そのまま1周30枚で15段目までかぶせたら、下の段から「のりづけ」していきます。
lbs3547_p17_flow_24_1686127068 25 のりづけ作業と平行しながら、丸く形を整えます。
lbs3547_p17_flow_25_1686127080 26 逆向きにパーツをかぶせて「首」を作ります。ボンドをつけ、浅くかぶせて立てるようにします。
lbs3547_p17_flow_26_1686127095 27 15段目のパーツ2つに対して1パーツを逆向きにかぶせて、15に減らしたところ。
lbs3547_p17_flow_27_1686127109 28 17段目はとんがり部分が外向きになるようにかぶせます。ボンドをつけ、外側を添わせてかぶせます。
lbs3547_p17_flow_28_1686127122 29 18段目は5枚増するので、2ケ所普通にかぶせたら、三角部分に1枚ずつを2ケ所、これをくり返します。(組み立て図の矢印を確認)
lbs3547_p17_flow_29_1686127136 30 18段目をかぶせたところ。とんがり部分が飛び出すように。
lbs3547_p17_flow_30_1686127147 31 22段目までかぶせたところ。指を中に入れてできるだけ丸くします。
lbs3547_p17_flow_31_1686127158 32 22段目をぐっと内側に傾けて穴を小さくします。
lbs3547_p17_flow_32_1686127170 33 穴の大きさに合わせて紙を丸め、ボンドでつけます。しばらく押さえておきましょう。できあがり。
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本「リサイクルと指先の運動になる 折り紙手芸」の紹介

ご紹介した『折り紙手芸「ひょうたん」』のレシピを掲載している本はこちらです。 lbs3547_book_1686127284 指先の運動とリサイクルのクラフト。ペンギン、宝船、フクロウ、打ち出の小槌、だるま、パンダ、鶴、青龍、フランス人形など作り方付きで紹介。

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