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夏季ならではの牡蠣!? 夏が旬の「岩ガキ」を味わおう!

  • 2023年8月3日
  • tenki.jp

この暑さの盛りですが、暦上は8月8日をもって立秋がやってきます。秋に向けて小さな変化の兆しが自然界には訪れてくるのでしょう。今年は、お祭りや花火大会が久しぶりに復活した地域も多いのではないでしょうか。里帰りや小旅行なども多い、お盆や夏休みとなりそうです。存分に今の夏を味わいつくし、次の季節がやってきたらその時間はその時間で大事に楽しみたいですね。

さて、今月も8月の旬食材を確認しつつ、今しか味わえない「岩ガキ」についてふれています。
牡蠣といえば「Rが付く月」にしか食べられない、冬が旬のイメージがありますが、それは「真カキ」の話です。夏が旬の「岩ガキ」は、5〜8月が美味しいのです。シャンパンや白ワイン、ビールで、特別な日や非日常を楽しむのもよいですね!

8月の旬食材たち

【野菜】
夏の定番野菜たちが、7月に引き続き出回っています。そのまま焼いてよし、揚げてよし、煮びたしにしてよし。素材力が高いので、シンプルな調理でも大満足の一品となるものばかりですね。
香味野菜のしんしょうがやししとうは8月で旬も終盤です。品種によっては、夏が旬の大根もあり、サラダや大根おろしもさっぱりしますね!

あおとうがらし、おくら、きゅうり、ししとう、ズッキーニ、とまと、なす、ゴーヤ、パプリカ、ピーマン、かぼちゃ、さといも、とうがん、とうもろこし、あしたば、つるむらさき、モロヘイヤ レタス、しそ、しんしょうが、にんにく、やなかしょうが、みょうが、はとうがらし、きくらげ

【果物】
この時期にしかいただけない果物、存分に楽しみましょう。
青実の柑橘果汁は、めんつゆに一絞りするだけで、香り豊かなポン酢に早変わりで、おかずにもいいですね。

もも、いちじく、なし、ぶどう、マスカット、マンゴー、メロン、シークワーサー(青実)、すだち、かぼす、ゆず(青実)

【魚介類】
普段買わない魚料理を、お盆や夏休みに挑戦するのもいいですね。
毎年この時期ならではの楽しみで、はぜ釣りにいくという方もいらっしゃるでしょうか。ビールがすすみます。

あなご、あゆ、いわし、いぼだい、カジキマグロ、かわはぎ、きす、かんぱち、たちうお、すずき、かます(アオカマス)

【参照】
旬の食材カレンダー


深い体験につながる、真に「味わう」とは!?

「味わう」には、時間や空間、心、体、それぞれの余裕が必要です。
さらに今味わうそのものに対して、しっかりと意識を向ける必要があります。

たとえ短い時間でも、意識的に探求心や好奇心をむけて、特別に「視て」「聴いて」「さわって」「味覚を感じ」「香りをかいで」みましょう。
そして、その後の自分の内側の感覚を「味わって」みましょう。心や体はどんな感じでしょうか?その感じにしっかりと時間をかけて浸ってみてください。
その時に自由に思い浮かんだ言葉や気づき、イメージをどんどん記す“ジャーナリング”もいいですね。

毎日の「歩く」「食事」「歯磨き」「入浴」「掃除」「お皿洗い」「話している相手」などでもよいです。
五感をつかって観察し、さらに観察の対象を、自分の内側にもむけていきます。
自分の内面で何が湧いているか、湧いていないかを観察します。それは心地よさや快適さかもしれないし、不快なことかもしれません。気持ちや考えが湧いてくるかもしれません。

このような心持ちで一瞬一瞬を意識して味わうと、なんとなく過ごしている感覚とはまた別の、オリジナルな体験となるはずです。

子ども時代は、このようなことは当たり前にできていたことですが、やることや考えることがたくさんの大人たちは「Doingモード」で「マルチタスク」。「今」「ここ」にとどまり、「味わう」ことを忘れてしまうことがあります。自分自身の心や体や考えがどんな感じか、「Beingモード」で「シングルタスク」で、今ここの瞬間に意識を集中しましょう。「何をするか」ではなく「どうあるか」に意識を集めます。そうすると、本来の自分自身の感覚を取り戻し、物事を本当に「味わう」ことができるでしょう。

岩ガキの旬は5〜8月!?

カキ(牡蠣)の旬といえば冬というイメージですが、冬が旬の牡蠣は、「真ガキ」です。夏に旬を迎える牡蠣が「岩ガキ」。実は、岩ガキは天然物が多く、真カキほどは流通していない希少な食材です。5月の広島サミットでは、岩ガキのお好み焼きが登場しましたね。冬の真ガキに比べ、夏の岩ガキは厚くて大きな殻に覆われています。粒も大きく、濃厚でクリーミーです。

北海道、長崎、三重、徳島、日本海沿岸が、天然や養殖の主な産地のようです。それぞれの産地の食べ比べも楽しいですね。旬は5〜8月といわれますが、海の状況により、出荷が前後し、すでに終盤をむかえている産地もあるようです。

生カキは、ケチャップやサルサソース、オイスター用のお酢、柑橘をしぼるなど、お好みでいただきます。生はちょっとと思われる方は、焼くもよし、カキフライ、パエリア、リゾットなど何にでも。

必須ミネラルの亜鉛も豊富な牡蠣です。美味しさからも栄養価からも、ぜひ一度夏ならではの旬としてご賞味いただきたいです。お取り寄せやお店でいただくのもいいですね。

暑い8月も、工夫しつつ楽しく健やかに過ごせますように!

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