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東海地方 土日は晴れて暑さが続く 来週はじめは台風と前線で警報級の大雨の恐れ

  • 2024年5月24日
  • tenki.jp

東海地方は、この土日は晴れて暑さが続きますが、来週はじめは警報級の大雨の恐れがあります。大雨の備えは早めに済ませておきましょう。

土日は晴れて暑さが続く

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この土日も、高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。静岡県や愛知県東部では、湿った空気や局地的な前線の影響で雲の広がる時間もありますが、大きな天気の崩れはなさそうです。
土日ともに、最高気温は25℃以上の夏日となる所が多いでしょう。運動会が行われる学校では、お子さんはもちろん保護者の方も、熱中症対策、紫外線対策を心がけるようにしてください。

来週はじめ 広い範囲で警報級の大雨の恐れ

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今日24日午後、フィリピンの東で台風1号が発生する見通しです。台風1号は、来週はじめにかけて北上し、日本へ近づく可能性があります。
27日(月)から29日(水)にかけては、前線が本州付近を通過する見通しです。前線に向かって、南からは台風が運んでくる熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込むため、各地で雨雲が発生・発達しやすくなるでしょう。広い範囲で警報級の大雨になる恐れがあります。大雨の備えは、土日のうちに行うようにしてください。また、今後の台風情報や気象情報はこまめに確認するようにしましょう。

台風と前線は要警戒 昨年2023年6月は記録的大雨に

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記憶にも新しいですが、昨年2023年6月は、東海地方では記録的な大雨に見舞われました。
梅雨前線が本州付近に停滞し、前線に向かって台風2号周辺の非常に暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定となりました。愛知県や三重県、静岡県では線状降水帯が発生し、総雨量が500mmを超える大雨となった所もありました。愛知県東部では広い範囲で浸水被害が発生するなど、東海地方では多くの被害が発生しました。

来週も「台風+前線」という大雨をもたらす組み合わせです。大雨への警戒をしてください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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