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雨雲南下 能登 午後は少しの雨でも土砂災害に警戒  積雪の多い所はなだれ注意

  • 2024年1月18日
  • tenki.jp

今日18日、日本海側や近畿、東海など広く雨雲がかかっています。能登は午後からやや活発な雨雲がかかりやすくなり、大雨警報が発表される可能性が高まるでしょう。屋外の復旧作業は、少しの雨でも土砂災害の恐れがあり、警戒が必要です。また、雪の多い所はなだれに注意を。

前線が日本海から南下 やや強い雨も

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今日18日、九州の北から北陸にかけて前線がのび、南から湿った暖かな空気が流れ込んでいます。
このため、日本海側や近畿、東海など広い範囲に雨雲がかかっています。
島根県隠岐の島町では午前9時38分までの1時間に10.5ミリを観測するなど、局地的にやや強い雨が降っています。

能登でも昨夜から断続的に雨が降り続いています。

能登 午後は雨強まる 「大雨警報」発表の可能性高まる

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能登ではこれまでは弱い雨が中心でしたが、午後になるとやや活発な雨雲がかかりやすくなり、大雨警報が発表される可能性が高いでしょう。
石川県では、地震の影響やこれまでの降水で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる状態が続いています。
屋外の復旧作業などは、少しの雨でも土砂災害の恐れがあり、十分な警戒が必要です。安全確認をしながら、必ず2人以上で行動をとってください。

土砂災害の前触れは

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能登では少しの雨でも土砂災害の危険が高まるような状況が続いています。
土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象がありますので、念頭においてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

積雪の多い所 なだれに注意

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今日18日は、積雪の多い所でも雪ではなく、雨が降っています。
午前11時現在、北陸や滋賀県、岐阜県、長野県、関東北部、群馬県北部、青森県にはなだれ注意報が発表中です。雪の多い所はなだれが発生する恐れがあります。山の急斜面など、危険な場所には近づかないようにしてください。

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