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日本海側で降雪強まる 大規模な交通障害のおそれ 6時間で35センチ以上降った所も

  • 2023年12月22日
  • tenki.jp

今日22日は、日本海側を中心に大雪となっている所があります。北海道岩見沢市では、午前5時までの6時間で37センチ、福井県大野市友江でも、午前6時までの6時間に36センチの雪が降りました。大規模な交通障害の発生するおそれが高まっているため、警戒が必要です。

北海道や福井県で6時間に35センチ以上 大規模な交通障害のおそれも

今日22日は、日本海側を中心に大雪となっている所があります。北海道岩見沢市では、午前5時までの3時間で26センチ、午前5時までの6時間で37センチもの雪が降るなど、記録的な雪となっています。また福井県大野市友江でも午前6時までの6時間に36センチの雪が降りました。新潟県糸魚川市能生では、午前4時までの6時間に33センチ、上越市安塚では、午前3時までの6時間に30センチの雪が降りました。その他、山形県庄内町では、午前4時までの6時間に27センチ、富山県氷見市では午前3時までの6時間に27センチの雪が降り、12月としては1位の降雪量となりました。

また山口や佐賀など、西日本でも雪が積もり、今シーズン初めての積雪となった所があります。

明日にかけて大雪に警戒

明日23日にかけて、北海道から九州の日本海側を中心に、大雪となる所があるでしょう。山沿いだけでなく、平地でも雪が降り、大雪となる所がありそうです。北陸では明日23日午前6時までの24時間に、さらに80センチもの降雪が予想されている所もあります。積雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。

短時間に一気に雪が降ったり積もったりすると、大規模な車の立ち往生が発生し、交通機関に大きな影響が出ることがありますので、十分な警戒が必要です。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

画像C

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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