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最小湿度が10パーセント台も 火災の発生しやすい条件が続く 火の元に注意

  • 2023年12月6日
  • tenki.jp

今日6日は、東北の太平洋側など一部で雲が広がっていますが、九州から北海道にかけて広い範囲で晴れています。空気が乾き、最小湿度が10%台まで下がっている所も。太平洋側を中心に明日7日以降も、空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いに十分ご注意ください。

空気乾燥 最小湿度が10%台も

今日6日は、東北の太平洋側など一部で雲が広がっていますが、九州から北海道にかけて広い範囲で晴れています。
午後2時30分までの最小湿度は、群馬県沼田市で12%、みなかみ町で13%、富山県朝日町で18%など、10%台まで下がり、今シーズン最も湿度が下がっている所も。

太平洋側を中心に明日7日以降も、空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いに十分ご注意ください。
また、湿度が低いほど、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなります。手洗い、うがいを習慣づけて、予防するようにしましょう。

空気が乾燥 火事を防ぐには

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空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。

① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

空気が乾燥 インフルエンザに注意

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湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。

① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50〜60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。

それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。

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