きょう10月1日は、九州から東海は天気が回復へ。関東や北陸以北は、前線や湿った空気の影響で大気の不安定な状態が続く。晴れ間が出ても、突然の強雨や雷雨に注意。
きょう1日午前3時の実況天気図では、本州付近に前線が延びています。この前線は、次第に南へ下がるでしょう。大陸方面からは、乾いた空気をもった高気圧が張り出してくる見込みです。一方、別の前線や低気圧が北日本付近を通過するでしょう。
【各地の天気(西から)】
沖縄は晴れ間が広がるでしょう。ただ、フィリピンの東にある台風14号からのうねりが届き、波が高まってきます。
九州から東海にかけて、午前中は所々で雨。近畿や東海では局地的に雷を伴い雨脚が強まります。午後は次第に乾いた空気が流れ込み、晴れるでしょう。
一方、北陸と関東甲信越は、湿った空気に覆われます。日の差すことはあっても、午前、午後ともにあちらこちらで雨雲が湧くでしょう。特に関東甲信は大気の状態が不安定で、突然の強い雨、落雷、突風に注意が必要です。
東北の日本海側は一日を通して雲が多く、ときおりザッと雨が降るでしょう。特に雨の範囲が広がるのは午後3時頃からで、雷を伴って雨脚の強まることも。局地的には、道路が冠水するほどの激しい雨が降りそうです。
東北の太平洋側は晴れ間が出るでしょう。ただ、午前を中心に、にわか雨の可能性があります。
北海道は、朝晩は曇りや雨で、雷雨の所も。日中は晴れますが、急な雨にお気を付けください。
最高気温は、きょうも平年より高いでしょう。
北海道は20℃から25℃くらい、東北と北陸は25℃から28℃くらいの予想です。
関東から九州は広く28℃前後で、30℃以上の真夏日の所もあり、沖縄は30℃を超えるでしょう。屋外のレジャーやスポーツは、熱中症対策が欠かせません。ただ、夜は涼しくなります。特に、西日本では、北よりの風が強めに吹く所もありますので、昼間は暑くても、羽織る物を持っておくと安心です。
