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広く大気の状態不安定 急な雨・落雷・突風注意 関東は帰宅時間帯にゲリラ雷雨の恐れ

  • 2023年9月20日
  • tenki.jp

きょう20日(水)は、広い範囲で大気の状態が不安定。新潟県には竜巻注意情報発表中。お帰り時間帯は、九州から東北の所々で雨や雷雨。特に、関東は都心など平野部でもゲリラ雷雨に注意が必要です。

新潟県に「竜巻注意情報」発表中

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きょう20日(水)も、沖縄や九州〜東北の広い範囲で最高気温30℃以上の真夏日続出。東京都心では、今年88回目、仙台市では今年66回目の真夏日を観測し、年間真夏日日数の最多記録を更新中です。

気温が上昇している所に、上空には寒気が入り、湿った空気の影響もあり、大気の状態は広い範囲で不安定。この時間帯(14時)は、京都市右京区京北で1時間に27.5ミリと、土砂降りの雨となっています。

また、新潟県下越では、竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっているとして、「竜巻注意情報」が発表中です(15時半まで)。雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。落雷、ひょう、急な強い雨にも注意してください。

追記:三重県北中部にも竜巻注意情報発表(16時20分まで)
追記:新潟県下越 再び竜巻注意情報(16時30分まで)
追記:愛知県西部に竜巻注意情報発表(16時40分まで)

帰宅時間帯 関東中心にゲリラ雷雨に注意

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今夜(20日)にかけて、大気の不安定な状態が続きます。特に、帰宅時間帯は、関東を中心にゲリラ雷雨の恐れがあります。発雷確率(雷が発生する確率)をみると、関東を中心に70%以上と高くなっています。

まだ、日が差している所も、天気の急変にご注意下さい。

天気急変のサインは?

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

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