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東海 土日は危険な暑さと天気の急変に注意 夏山シーズンも終盤 富士登山は計画的に

  • 2023年8月18日
  • tenki.jp

東海地方では、この土日は、体温超えの危険な暑さと天気の急変に注意してください。屋外のレジャーの際は、最新の気象情報や雨雲レーダーを活用して、安全に楽しむようにしましょう。

土日の天気

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きょう18日14時現在の東海地方は、三重県や岐阜県を中心に雲が多くなっていて、ごく一部では雨雲が発達しています。
東海地方は、土日にかけて、湿った空気の流れ込みや日中の気温の上昇の影響で、大気の不安定な状態が続く見込みです。特に、地上付近の風が収束する場所では、より雨雲が発達しやすいでしょう。大気の不安定度は、きょう18日よりも土日の方が増す見込みです。
バケツをひっくり返したような局地的な大雨になる所もあるでしょう。また、先日の台風7号などで降った雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高くなるおそれがあります。川や山のレジャーは、無理のないように楽しむようにしてください。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

週間天気

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来週は湿った空気の影響を受けやすく、雨の降る日が多いでしょう。雨が長く降り続くというより、晴れ間が出たり、変わりやすい天気となりそうです。22日(火)頃まで、内陸部を中心に気温の高い状態が続くでしょう。引き続き、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保したりするなど熱中症対策を行い、健康管理に十分注意してください。また、農作物や家畜の管理にも注意が必要です。

夏山シーズンも終盤に 富士山の気温はどれくらい?

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夏山シーズンも終盤になってきました。富士山の8月の最低気温・最高気温を見ると、日ごとの気温変化が大きく、名古屋の真冬並みかそれ以下の日もあります。また、山を登っていく段階で標高が上がると気温が下がり、風の強さによっても体感温度が下がります。
これから富士登山の計画をされている方は、夏山天気を参考に、服装や装備などしっかり準備を整えて、決して無理をしないようお出掛けください。

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