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きょう13日の最高気温 猛烈な暑さ収まるも 東北や関東、九州南部、沖縄は真夏並み

  • 2023年7月13日
  • tenki.jp

きょう13日は、昨日のような猛烈な暑さはありませんが、油断できません。東北や関東、九州南部、沖縄の最高気温は真夏並みの所が多いでしょう。引き続き熱中症に警戒が必要です。

猛暑は収まるも 最高気温は真夏並み

昨日12日は、東京都八王子市で最高気温39.1℃を観測し、40℃に迫る危険な暑さとなりました。東京都心でも37.5℃と今年一番の暑さとなり、関東を中心に体温超えの暑さとなりました。

きょう13日は、関東では日差しは少なく、猛烈な暑さは収まりそうです。最高気温は東京都心など32℃くらいで、昨日より5℃前後低くなるでしょう。それでも真夏並みで、厳しい暑さは続きます。油断せずに熱中症予防を心がけましょう。

日差しが届く東北は日中は気温がグングン上がり、仙台では35℃近くまで上がりそうです。北陸や近畿から九州北部は30℃ほどで蒸し暑いでしょう。九州南部や沖縄は35℃近くまで上がり、体にこたえる暑さが続きそうです。

熱中症情報

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熱中症情報をみますと、北海道は「注意」や「警戒」、東北や北陸、関東、東海、九州北部で「厳重警戒」となっている所が多くなっています。近畿や中国地方は「警戒」、四国や九州南部、沖縄で一番上のランクの「危険」となっています。熱中症リスクの高い所が多くなっています。熱中症で救急搬送される方が増えています。暑さ対策をしっかりとなさってください。

また、鹿児島県、沖縄本島地方、大東島地方、八重山地方に熱中症警戒アラートもでています。熱中症警戒アラートとは暑さ指数(WBGT:気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数)が33以上と予測されるときに発表される情報です。熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。室内をエアコン等で涼しい環境にしてお過ごしください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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