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奄美・三重県・山梨県 今年初の熱中症警戒アラート 全国で暑さ続く 熱中症対策を

  • 2023年7月3日
  • tenki.jp

きょう3日、沖縄本島地方と奄美地方、三重県、山梨県に熱中症警戒アラートが発表されています。奄美地方と三重県、山梨県では今年初。全国的に暑さが続くため、万全の熱中症対策を。

東海や甲信 猛暑日の所も

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きょう3日は沖縄や中国、四国から北海道にかけては晴れ間の出る所が多く、日中は気温がグングン上がるでしょう。予想最高気温は、沖縄から東北南部は広く30℃以上で真夏日に。甲府は36℃、名古屋と岐阜は35℃と、猛暑日の予想です。

熱中症警戒アラートが、沖縄本島地方と奄美地方、三重県、山梨県に発表されています。沖縄本島地方は今年3回目、奄美地方と三重県、山梨県は今年初めてです。

熱中症警戒アラートとは?

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熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。

熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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