関東は週明けにかけて梅雨の晴れ間が続きますが、にわか雨に注意が必要です。一方、来週後半は梅雨空が戻りそうです。この先は暑さが増してきますので、暑さ対策が欠かせません。
関東は週明けにかけて、やや不安定な天気となりそうです。
梅雨前線は関東から離れた位置にありますが、東日本の上空に流れ込んでいる寒気や、日中に気温が上昇する影響で、大気の不安定な状態がしばらく続く予想です。
関東は、27日(火)頃まで梅雨の晴れ間となる所が多いものの、午後は山沿いを中心に雨雲が発達しやすく、急な雨や雷雨となる所がありそうです。晴れていても、空模様の変化に注意して下さい。
来週の後半は、梅雨らしさが戻ってきそうです。梅雨前線が本州付近に停滞するようになり、関東もこの影響で、来週の中頃から曇りや雨の日が目立ってくる見込みです。
ただ、予想にはまだ幅のある状況で、梅雨前線の位置が少しでもずれると、雨の範囲が変化します。傘マークの少ない南部でも予報が変わる可能性があるため、最新の情報をご確認ください。
あす25日(日)以降、次第に暑さが厳しくなってきます。各地とも、最高気温が30℃以上の真夏日となる日が増えてくる見込みで、内陸では35℃近くまで気温が上がる日がある予想です。
日差しの少ない日でも気温は高めで、この先は湿気も多くなって、連日蒸し暑くなります。特に来週後半は、熱中症に「厳重警戒」の日が並びます。
同じ気温でも、湿度が高いと熱中症のリスクが高くなります。また、最低気温も高く、夜もあまり気温が下がらない日が多くなります。
昼夜問わず、こまめな水分補給のほか、屋内ではためらわずに冷房を使用するなど、暑さ対策が欠かせません。