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茨城県に大雨警報 都心で雨柱 関東は午後も雨雲が急発達 今夜にかけて激しい雨の所

  • 2023年6月14日
  • tenki.jp

きょう14日、関東は所々に発達した雨雲がかかり、群馬県館林市では1時間30.0ミリの激しい雨を観測。茨城県には大雨警報が発表された所も。東京都心から見た空には局地的豪雨の際に見られる「雨柱」も。午後も所々で雨雲が急発達。警報エリアが広がる恐れも。

関東で激しい雨 大雨警報発表も

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きょう14日、梅雨前線が日本の南にのびています。上空には寒気が流れ込んで、大気の状態が非常に不安定となっています。

関東は所々に発達した雨雲がかかり、群馬県館林市では午前6時35分までの1時間に30.0ミリの激しい雨を観測しました。
また、茨城県城里町には、午前10時前に、大雨警報が発表されました。
東京都心から見た空には局地的豪雨の際に、雨の降る様子がまるで空から地面に柱が立っているように見られる「雨柱(あめばしら)」が見られました。

かなり狭い範囲で 局地的に雨雲急発達

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都心でも足元が濡れてしまうほど、断続的に雨が強まっています。
レーダー画像を見ると、かなり局地的ですが、かなり雨雲が発達しています。
発達した雨雲の下では、激しい気象現象が発生する恐れがあるため、こまめに雨雲レーダーをご確認ください。

きょう14日 関東は広く雨 夜にかけて局地的に激しい雨も

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きょう14日の関東は、午後も雨が降ったりやんだりで、所々で激しい雨や雷雨となるでしょう。
雨が弱まっていても、雨雲が短時間で急速に発達し、大雨になることもありそうです。外出時は突然の大雨や落雷、竜巻などの突風など、天気の急変にご注意ください。

また、関東では、これまでに降った雨で、地盤の緩んでいる所があります。雨雲が停滞したり、予想以上に発達した場合は、「警報級大雨」となる可能性があり、大雨警報エリアが広がる恐れがあります。夕方にかけて、土砂災害に警戒、注意をしてください。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

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