多肉植物としては珍しく、冬の時期により成長する少し変わった植物であるアエオニウム。
葉の形や模様など種類によってそれぞれ違い、寄せ植えにも役に立つ、人気の高い多肉植物です。
そんなアエオニウムの品種の中でも人気が高いものを紹介していきます。
まず紹介するのは黒法師という品種です。
アエオニウム属の中では特に見かけやすい植物ですが、その最大の特徴はなんといってもその黒い葉っぱ。
アエオニウム属の中でも特に他には見られない独特な色をした葉は、寄せ植えのアクセントとしても最適です。
バリエーションとしては、独特の斑を持っているまだら黒法師や、特に艶が目立つ真っ黒法師などが存在しています。
次に紹介するのは小人の祭り。
棒状で小さな葉っぱがいくつも固まって、ロゼッタ葉のような見た目になる不思議な品種です。
まさに小人が集まってお祭りをしているようなその見た目は、寄せ植えに活用すればまるで盆栽のように和風の雰囲気をまとわせることができます。
最後に紹介するのはサンバースト。
これは、葉っぱの中央は緑色、その外側は黄色、葉っぱの淵の部分はピンク色といった色鮮やかなグラデーションが特徴的な品種です。
その色合いは、まるで木々の切れ間から優しく注ぎこむ太陽の光のようです。
また、色合いが異なるムーンバーストという品種もあり、こちらは紅葉することで斑部分が赤く染まります。
冬に生育する多肉植物のアエオニウムには、今回挙げたもの以外にも様々な品種があります。
色も形も様々なので、この機会にぜひ調べてみてはどうでしょうか?
※トップ画像はPhoto by 爺さん@GreenSnap