人気を集めるセダムの中でも、ピンクと緑のコントラストが特徴的なオーロラは、育ててみたい多肉植物の上位を誇っています。
そんなオーロラの育成方法をご紹介します。
セダムの中での育成難度は高い方だという程度で、断念しなければいけないというレベルのものではありません。
ただ、他の多肉植物と比べると管理の徹底は最重要項目となります。
ただ単に育てるだけなら問題はありませんが、花を開かせるとなると話は変わります。
少しても怠れば、花を開くということはなくなるかもしれません。
まずは水やりですが、春と秋はしっかりと水を与えます。
この2つの季節は、このオーロラにとっての成長期に当たります。
夏は蒸れたら土の表面を湿らせる程度に、それ以外は与えないようにします。
冬は2週間に1度程度に与えます。
この2つの季節は成長を止めている季節になるので、与えると根腐れを起こしてしまいます。
また、日当たりを好みますが、暑さに弱いというデメリットを持つので、明るい日陰に置くのがちょうど良いです。
成長期には直射日光に当てても良いかもしれません。
環境づくりと水やりの徹底を行えば、基本的にはしっかり育ちます。
その他で問題になってくるものとして挙げられるのは害虫です。
どうしても植物には害虫はついてしまいます。
対策として、できるだけ葉に霧吹きで軽く水をかけてあげるなどして、乾燥を防ぐのが最も効果的です。
万が一湧いた場合は、早急な駆除をする必要があります。病気になってからは遅いのです。
オーロラは、セダムの中でも特に華やかなフォルムをしています。
それが人気の秘訣であり、現在も多く出回っている最大の理由です。
初心者にはやや細かな管理が要求されますが、この可愛らしいオーロラを見れば、毎日のように手入れすることは間違いありません。
難しく考えず、育ててみるのも1つです。
※トップ画像はPhoto by とんさん@GreenSnap