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朝ドラ「ちむどんどん」の沖縄ロケで4きょうだいが笑顔

  • 2021年12月22日
  • 沖縄島ガール

©NHK

2022年春、沖縄を舞台にしたドラマ「連続テレビ小説『ちむどんどん』」(NHK総合ほか)がスタートする。このたび、主人公・比嘉暢子(ひが・のぶこ)を演じる沖縄出身の女優・黒島結菜ら4きょうだいが沖縄ロケを行った。

沖縄が舞台の「連続テレビ小説」は、第63作の「ちゅらさん」(2001年)、第87作の「純と愛」(2012年)に続き3作目。「ちむどんどん」は、個性豊かな沖縄の四兄妹の中で支え合いながら育った主人公・比嘉暢子が、沖縄の料理に夢を懸ける姿を描くヒューマンドラマ。

物語は、アメリカ軍の統治下にある1960年代の沖縄本島北部「やんばる」と呼ばれるエリアから始まる。やんばるに暮らす比嘉家の長女・暢子は、高校卒業を機に「東京に行きたい。西洋料理のシェフになりたい!」と夢を抱き、東京に渡って念願の有名レストランの厨房で修業を開始する。

今回の沖縄ロケは、11月中旬から12月中旬まで実施。沖縄本島北部のやんばるエリアを中心に、県内各地にて、沖縄・やんばる地域で家族と暮らす主人公・比嘉暢子の高校生時代の場面などを収録した。

©NHK

黒島は「沖縄で撮影ができることが本当にうれしくて、毎日楽しく過ごしています。天候にも恵まれ、風や波の音、鳥のさえずりなど、沖縄ならではの自然の中で良いシーンがたくさん撮影できたのではないかと思っています。きょうだい4人が、沖縄ロケでどんどん仲良くなっていて、みんなで話していると何だか不思議と懐かしい気持ちになったりします。そういう雰囲気や気持ちが生まれてくるのは、沖縄での撮影のおかげだと思っています。このドラマは『家族』がテーマですが、家族の絆がどんどん深まっていると思いますし、4人でお芝居ができることがすごく幸せだなと思いながら、日々撮影しています」とコメントした。

また、暢子の兄で比嘉賢秀を演じる竜星涼は「トラブルメーカー、そして、みんなのにぃにぃ・比嘉賢秀を演じます。普段の自分とはかけ離れた役をいただきましたので、すごく大変です(笑)。広い空と海、沖縄の暖かい気候の中、温かい人々に触れながら和気あいあいと撮影をしていて、この3人のにぃにぃになれるように、そして国民のにぃにぃになれるように、日々努力しております。僕が沖縄に来てから、沖縄はずっと晴れています。『ちむどんどん』もきっと最後まで晴れて、良い撮影ができるのではないかとワクワクしております」と充実した撮影の日々を送っている様子。

暢子の姉・比嘉良子役の川口春奈は「こんなにほのぼのとした家族を描く物語を沖縄で撮影することができて、日々幸せを感じています。とても良いお芝居や素晴らしい景色がたくさん撮れていると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。 私が演じる良子は、責任感や正義感が強く、家族をまとめようとするしっかり者の一面もありますが、一人の女 性として葛藤や悩みも抱えています。もがきながら泥臭く生きていく姿を一生懸命演じられたらいいなと思っています。沖縄での撮影でも東京での撮影でも、家族の温かさとか、ほっこりする感じを大切にしながらお芝居させていただいていますので、これからの撮影も楽しみです」と笑顔を見せた。

最後に、暢子の妹・比嘉歌子を演じる上白石萌歌は「歌子は小さい時から人見知りですが、沖縄の音楽と楽器が大好きで、歌ったり三線を弾いたりすることで自分を見出だしていきます。歌ったり楽器を演奏したりするシーンがありますが、沖縄の地に立つだけで歌心が出てくるといいますか、音楽がより一層素晴らしいものになっていくように感じます。沖縄の音楽のメロディー、そして、言葉を愛することで、このドラマで沖縄の音楽の良さを伝えていけたらいいなと思います。歌子の歌が、家族を結ぶ大事なものの一つになるよう、それぞれみんなの人生が歌に重なって、人や物語をつなぐものになればいいなと思いながら演じています。この4人が沖縄という場所で、どんどんきょうだいになっていく感じがするので、これからの撮影も楽しみです」と語った。

©NHK

この沖縄ロケでさらにきょうだいの絆が深まった様子の4人の雰囲気から、放送への期待度がさらに高まりそうだ。

「連続テレビ小説『ちむどんどん』」
2022年春〜 NHK総合ほかで放送

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