
リースのような寄せ植えができるワイヤーフレームを使っておしゃれな作品を作りましょう!スタンダードなラウンド型からハート型、フレーム(額)のようなデザインもあり、吊るすのはもちろん、置いたり斜めに立てかけても楽しめますよ!
植え込む位置・使用する植物・植えつけ時期について
ビギナーにおすすめ!3シーズン楽しめるかんたんリース!
やさしい色合いのビオラとアリッサムにカラーリーフを使ったシンプルなリース。秋に植えつければときどき花がらを摘む程度の手入れで、そのまま戸外で初夏まで楽しめます。置き場所や飾り方でアレンジも広がるので、リース型がはじめての方におすすめです。
リースの作り方
*Step1 必要な材料と苗選び
【用意するもの】
*リース型ワイヤーバスケット (直径35×高さ10cm/植え込み幅10cm麻ライナーつき)
*培養土(元肥入り)
*ビニールのゴミ袋
*水ゴケ
*土入れ
*ハサミ
*洗濯バサミ
*じょうろ
【苗選び:アリッサム】
花やつぼみが多くつき、株全体ががっしりとしている苗を選ぶ。
【苗選び:ビオラ】
花茎が短く葉色がよく、根元がぐらぐらしていない苗を選ぶ。

【苗選び:ロータス・ブリムストーン】
マメ科で根をいじられるのを嫌う性質。根鉢が大きい場合は植えにくいので、自然に分かれるところで小株に分けて植えつける。

【バスケットの準備 】
乾燥と土もれを防ぐためにビニールを敷いておく。大きめのビニール袋を開いて広げたものをワイヤーの下を通して敷き、排水用に穴をあける。穴が多い方ほど水はけがよくなる。

【花苗の準備 】
根鉢が10cmより大きい場合は下部を少しカット。苗はポットからとり出し、根が回っていたら軽くほぐして土を落とし、根鉢を押さえて薄くしておく。
*Step2 植えつけ
①全体の配置を考え、それぞれの苗を植え込む場所を確認する。

②培養土を深さ1/3程度まで入れる。

③土をそのつど足しながら、順に苗を植えていく。

④土を足し、割りばしで奥までつき込みながらすき間を埋めていく。

⑤内側と外側の縁の余分なビニールをカットする。

⑥ビニールの端が見えないように押し込み、整える。

⑦水やりをし、水に浸してからかたく絞った水ゴケを敷き詰め、土となじむようにしっかり押さえる。

⑧2~3日は半日陰、1〜2週間は強風の当たらない場所で床に置いたまま管理。根が定着したのを確認してから飾りたい場所に移す。
*Step3 水やり・花がら摘み
【水やり】
必ず床に置いた状態で、全体にまんべんなく与える。かけたままではムラになり、十分に水が行きわたらない。

【花がら摘み】
ビオラの花がらはこまめに摘みとる。リースの縁から飛び出た花茎は、場合によっては摘みとる。

アリッサムは蒸れないように管理。終わった花をそのつどとり除くのがていねいなやり方。
*Step4 切り戻し
ハサミでリースの形に沿って、余分な部分を切り戻す。
*完成!

立てかけて飾ると、周囲の空間によってまた違った印象に!

【Arrange】
リースをスタンドに置き、中央の穴部分にチューリップの鉢植えを組み合わせると、全体で明るい春のイメージを演出した寄せ植えに。
各花の詳細説明
*アリッサム

▲アリッサム
【詳細】
・アブラナ科1年草
・別名:スイートアリッサム ニワナズナ
・花色:桃白紫
・草丈:15cm以下
・枝先に白い4弁の小花をびっしりつけて咲くこの花は、夏の暑さで一時花が少なくなるものの、花後の茎を切り戻すとすぐに次の花が楽しめます。這うように広がるので15〜20cmの株間をとり、根を傷めないように植えつけます。開花中は月に2回程度、1000倍液肥を追肥します。
【適した時期と栽培条件】
*パンジー/ビオラ

▲パンジー/ビオラ
【詳細】
・スミレ科1年草
・別名:パンジー:サンシキスミレ ビオラ:小輪パンジー
・花色:赤桃黄白青紫黒混
・草丈:50cm以下
・ビオラはパンジーの小型種。最近ではどちらも10月には花つきのポット苗が出回るようになり、秋から春に欠かせない花になりました。月に2〜3回液肥で追肥し、花がらや枯れた葉はつけ根から順次摘みとります。春のアブラムシはオルトラン粒剤などで必ず防除しましょう
【適した時期と栽培条件】
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