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使いすぎは悪影響!今の時代に必要不可欠な「スマホデトックス」とは?

  • 2023年9月8日
  • レタスクラブニュース


苦労することなく知りたい情報がすぐ得られるスマホは、今の時代なくてはならない存在になっていますね。でも使いすぎたり依存してしまうと、健康や日常生活に支障がでてくることもあります。スマホを完全に手放すことは難しいですが、ほどよい距離感でつきあうことが大切。今回は、スマホ脳を休ませる「スマホデトックス」の効果や方法についてご紹介します!

教えてくれたのは▷田中奏多先生
心療内科医、産業医。クリニックや企業で「働く人のための薬に頼らない心の診療」を行っている。著書に『眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法』『5人の名医が脳神経を徹底的に研究してわかった究極の疲れない脳』(5名での共著)(いずれもアチーブメント出版)などがある。

スマホデトックスにトライ!

スマホデトックスとは、スマホからのインプット量を減らしたり、スマホと適度に距離を置いたりすること。スマホ脳は認知機能や前頭葉(感情、意欲などをつかさどる部分)の機能の低下、メンタルヘルスの悪化にもつながるといわれています。

健康や日常生活に支障を来さないためにも、スマホデトックスは必要不可欠といえそう。完全に手放すのは難しいですが、スマホとのいい関係性をつくるトレーニングだと思って、できる範囲で始めてみましょう。

スマホデトックスの効果



■心が穏やかに
ゆったりとリラックスすることでストレス解消。イライラともお別れできて、ポジティブな気持ちになれます。

■時間に余裕が生まれる
スマホを見る時間が減った分、人とのコミュニケーションや運動、趣味、考え事を楽しむ時間が単純に増えます。

■肩凝り、頭痛、腰痛が解消
スマホ首による体全体のゆがみと凝り、目の疲れなどが軽減。それらによる体への悪影響がグッと減ります。

■脳がリフレッシュ
情報をシャットアウトして脳を疲労から解放し、リラックスさせる時間ができることで、頭の中もスッキリします。

■集中力が向上
集中力の元となるドーパミンが、スマホなど外部からの刺激で分泌されるのではなく、自分の中から湧くように。

■睡眠の質がUP
スマホから出るブルーライトは脳を活性化させるため、睡眠不足の原因に。デトックスで睡眠の質も向上します。

スマホデトックスの方法

■(1)まずはスマホの使用状況を把握
設定 > スクリーンタイムで、使用時間や使用アプリなどの現状を知りましょう。

■(2)次に目標&ルールを設定
「1日の使用時間を、現状から●時間減らす」、「SNS の使用時間を半分に減らす」など目標を立てたら、自分なりのルールを決めましょう。使用時間が今より少しでも短くなればOK!

■スマホデトックスのルール例
・ スマホを使用する際はタイマーをかける
・ 毎日決まった時間に電源をオフにする
・ ウォーキングにはスマホを持たずに出かける
・ 寝室、トイレ、浴室にはスマホを持ち込まない
・ 朝晩ともに、寝室ではスマホを使わない
・ ド忘れした際はスマホで検索をせず自力で思い出す
・ 人と会う時間を増やしてスマホを見る時間を減らす
・ メモはスマホに入力するのではなく手書きにする
・ 日記をつけるなど、インプットばかりでなくアウトプットを心がける



* * *

そろそろ切り上げなきゃ...と思っていても、ダラダラ見続けてしまうことありますよね。スマホ時間が増加傾向にある人は、デトックスがおすすめです。まずは、使用状況を確認することから始めましょう!



イラスト/しまだなな 編集協力/長田由香

文=徳永陽子

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