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子育て支援が手厚く文化やスポーツ施設も充実!関西最新トレンド「子育て世代が住みたい街」

  • 2023年9月1日
  • レタスクラブニュース
子育て世代が住む街を探す際には、教育環境や子育てのしやすさを重視したいという方も多いのではないでしょうか。今回は多彩な視点から子育て世代に人気の大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県のエリアを紹介します。

※本記事は8月3日発売の「ウォーカームック 教育環境で選ぶ関西で家を買って住みたい街」(角川アスキー総合研究所)の一部を抜粋、再編集したものです。

〔大阪府大阪市天王寺区〕整備された教育環境に子育て世代が続々流入中



大阪市のほぼ中央に位置し、上町台地を中心に南北に細長く広がるエリア。名だたる進学校や教育機関がそろう大阪屈指の文教エリアとして知られ、教育熱心な人たちが熱いまなざしを向けています。

教育面では、幼児から中学生を対象にした英語交流や、企業や研究機関で研究生として働く中高生インターンシップ事業などを実施。また、「大阪赤十字病院」などの総合病院や医療機関も多いのも心強いです。

0歳から18歳を対象に子どもの医療費を助成。現在、12歳(中学校就学)から18歳までは所得制限ありですが、2024年4月から撤廃される予定です(大阪市共通)。区独自の施策としては、子育てに必要な情報を配信するスマートフォン向け子育て情報アプリ「ぎゅっと!」を運用。「子ども連れでいけるレストラン」などの情報を無償提供中です。



「天王寺動物園」「大阪市立美術館」(2025年春まで休館)を擁する天王寺公園内の「てんしば」は、ファミリーに絶大な人気を誇る都会のオアシス。週末には音楽イベントなども開催されています。また、真田山公園内の大阪市立天王寺スポーツセンターにはプールも併設。冬季は屋外プールがスケートリンクに変わるなど、多彩なスポーツに親しめる場所としても人気。区内全域に大小の公園が点在しています。



大阪府立天王寺高校や大阪府立高津高校などの進学校をはじめ、天王寺中学校、夕陽丘中学校といった人気の公立校が区内に点在。また、四天王寺前夕陽ケ丘駅前には大阪星光学院高校、四天王寺高校などの有名私立高校も多く、教育の選択肢が豊富です。


〔兵庫県西宮市〕教育・文化・スポーツが根付き子育て世代に人気




1963年に「文教住宅都市宣言」を行い60年もの間、教育や文化を通じたまちづくりを推進してきた西宮市。関西学院大学や神戸女学院大学といった有名大学が数多くあり、市内には進学校として知られる公立高校や有名私立中学も多く、教育環境が充実した街というイメージが定着しています。

大阪と神戸の中間に位置するという便利な立地にあり、かつ自然も豊かで、都心部に通勤しながら環境のよい街で子育てをしたいファミリーには絶好の環境。自治体も子どもの医療費助成や子育て支援の充実を図り、子育て世代を手厚くサポートしているため、今後も人気を維持しそうです。

2023年1月から小学4年生から中学3年生と、高校生世代を対象に医療費助成制度を拡大。これまで所得基準額以上で該当しなかった家庭も助成対象になります。また子育て家庭のさまざまな悩みを相談できる24時間対応の電話相談窓口「子育てテレフォンハッピートーク」を設置しています。



2020年より市が独自の学習支援コンテンツを配信するWEBサイト「まなみや」を開設。市内の教員が中心になって作成した授業説明動画など、小中学生の自宅学習の手掛かりとなるコンテンツが充実。授業の予習・復習などに活用している人も多いです。



甲子園球場のすぐ近くにあるキッズスポーツ施設「パルクールプレイハウス」や職業体験型テーマパーク「キッザニア甲子園」など、子どもがスポーツや学びに触れられる施設が充実。また、野球場や体育館を備える大型公園も多く、2029年頃の全面オープンを目指して西宮中央運動公園の再整備も進んでいます。


〔京都府京都市中京区〕教育水準を高める施設が点在



京都市のほぼ中央に位置し、京都の政治や経済の中心地である中京区。大通りが碁盤の目のように走り、近代的な建物が連なる一方、世界遺産・二条城などの歴史的建造物が点在しています。以前は働く&遊ぶ場所としてのイメージが強かったエリアですが、近年は新築マンション供給などがコンスタントにあることで、スーパーやドラッグストアといった生活利便施設が増加し、住む街としても進化中です。

また、エリアの中心に子育て支援総合センター「こどもみらい館」や総合病院「京都市立病院」など、子育て世代に心強い施設が身近にそろっています。

0歳から中学3年生までを対象に医療費の一部を支給。2023年9月診療分から3歳から小学生までの通院医療費の自己負担額の上限を1カ月1医療機関200円に引き下げします。また、小学校修了前までの児童を対象に保護者が病気や仕事などで子育てが困難になった場合、乳児院・児童養護施設と連携して一時的に養育をサポートしてくれるサービスもあります(原則7日以内)。



さまざまなマンガを読むことができる「京都国際まんがミュージアム」を筆頭に、文化や芸術に親しめるスポットが集結。自然豊かな京都御苑に佇む「母と子の森」は、屋外に設置されたユニークな本棚が子育てファミリーに人気。野鳥の水遊びや拾ったどんぐりなどを図鑑で調べながらじっくり観察できます。



小・中学校の在学時に、茶道・華道の伝統文化を体験できるだけでなく、京料理の基本である「だし」にちなんだ食育カリキュラムを推進。食を楽しむ体験を通じて伝統と文化を大切にする機会を多くの学校で設けています。


〔滋賀県草津市〕京阪神圏のベッドタウンで駅前の再開発で活気あふれる



地価や住宅価格がリーズナブルな上に、JR新快速の停車駅である「草津」「南草津」の駅前再開発によって子育て世代の住み心地が向上。市内の全小中学校でICT教育を導入するなど、教育環境も申し分ありません。
琵琶湖畔や河川敷を生かした公園も多く、手厚い支援を受けながら自然に囲まれてのんびり子育てに向き合えます。

小学1年生から6年生の子ども医療費の自己負担分を助成。所得制限なしで、入院の場合は保険適用分の3割の自己負担額が無料。通院は1診療あたり500円の負担でOKです。1歳までの子どもがいる市内在住者の家庭にホームヘルパーを派遣する「草津っ子サポート事業」を展開。1時間500円で利用できます。



琵琶湖に浮かぶ矢橋帰帆島公園は、5つのピラミッド型ジャングルジムが連なる「ロープジャングルジム」が子どもに大人気。夏には幼児向けの屋外プールが登場し、3歳未満は無料で利用可能。草津駅前の「草津川跡地公園」では、サイクリングやガーデニング教室も注目を集めています。



草津駅前の子育て支援拠点施設「ココクル ひろば」は、草津市在住or在勤の小学3年生までの子どもと保護者が無料で利用可能。このほかにも南草津駅前の「ミナクサひろば」など、駅前や市庁舎すぐの場所に子育て支援施設があるなど、好立地に子育て支援施設が点在しています。




【「ウォーカームック 教育環境で選ぶ関西で家を買って住みたい街」編集部】

文=徳永陽子

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