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教育環境が良く子育てしやすい街が人気!首都圏最新トレンド「子育て世代が住みたい街」

  • 2023年8月30日
  • レタスクラブニュース
子育て世代が住む街を探す際に重視したいのは、教育環境や子育てのしやすさではないでしょうか。
今回は様々な視点から子育て世代に人気の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のエリアをご紹介します。

※本記事は8月3日発売の「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」(角川アスキー総合研究所)の一部を抜粋、再編集したものです。

〔東京都文京区〕日本有数の歴史を誇る文教の中心地区



東京大学やお茶の水女子大学のキャンパスがある日本有数の文教地区。江戸時代に数多く存在した大名屋敷や武家屋敷の広大な跡地が大学などに転用された歴史があります。

全国屈指の教育熱心な街としても知られ、学力レベルが高い公立小学校が集まる区内に転居してくる子育て世帯も多いです。私立中学への進学率は48.9%と都内No.1の高さを誇ります(※東京都『令和4年度公立学校統計調査報告書』)。

区の指定事業者の家事・育児サービス(一部)が無料になる「おうち家事・育児サポート券」を配布するほか、未就学児と小学1 ~ 3年生の病児・病後児を対象にベビーシッター利用料を助成(上限2500円/ 1h)するなど、子育て支援も手厚いのが特徴。



文京区湯島に設けられた江戸幕府の最高学府・湯島聖堂(昌平坂学問所)は、藩士たちが官学を学ぶ場となり、日本の学校教育発祥の地としても有名。江戸期から学問の中心地として栄えた文京区は今もなお、文教の中心であり続けています。



江戸時代の大名屋敷や、神社仏閣などに植えられていた樹木や樹林が今なお残り、都心とは思えないほど緑が多いのが文京区。日本最古の植物園「小石川植物園」は東京大学の植物学研究施設で、東京ドーム約3.5個分の敷地はまるで森のようです。

〔神奈川県横浜市都筑区〕都市開発で商業施設が続々誕生する人気エリア



1994年に緑区と港北区が再編成されて誕生した都筑区。区の中心部にある港北ニュータウンは都心に匹敵するくらい大型商業施設が集まっています。公園や緑地などが点在して緑が豊かな一方、商業エリアと住宅エリアが明確に区分けされているため、落ち着いた住環境が広がっています。

横浜市18区内でも0~14歳までの年少人口の割合が最も高く、子育て世代が好んで住んでいます。区内には中学受験に強い公立の都筑小学校や茅ヶ崎小学校のほか、中高一貫のサレジオ学院や中央大附属横浜などの私立校があり、住民の教育熱も高いです。

横浜市では2023年8月から中学3年までの子どもの医療費を無償化。通院・入院時の保険診療の自己負担額が所得に関係なく無料です。また、妊娠中の女性や未就学児を子育て中の保護者が気軽に立ち寄れる「子育て支援センターpopola」やあそび広場や相談室など子育て支援も充実しているのも特徴。さらに、都筑区の保育、子育てに関する情報をスマホなどに配信するサービス「つづき・おひさまメール」が毎月1日に配信されています。



緑道が地区内の公園同士を結びつける形で網の目のように張り巡らされている港北ニュータウン。緑道は歩行者専用道と一体となり、学校や商業施設などへもつながる安心・安全な歩行者空間を形成しています。車道からも十分に離れ、ベビーカーを押しているパパママや、通園・通学中の子どもにもやさしい街を実現中です。



総合病院の「昭和大学横浜市北部病院」から、駅前のクリニックまで医療機関が多数。区内には国際大会にも使用される「横浜国際プール」や「都筑スポーツセンター」などの大型スポーツ施設もあり、県内で2番目に平均年齢が若い区民の健康づくりの拠点となっています。

〔千葉県浦安市〕教育水準が高く子育て世代が集まるリゾートタウン



市民の平均年齢は42.7歳と県内で最も若く、財政力指数は全自治体のなかでも常にトップクラスを誇る浦安市。財政的に余裕があり、行政サービスが隅々まで行き届いている点が魅力です。

また学校教育も充実しており、理科教育では観察実験などを指導する専任教員を各小学校に配置しています。英語教育では小中学校にALT(外国語指導助手)を置いて、生きた英語を学ぶ機会を提供。児童・生徒の習熟度に合わせた少人数教育にも定評があり、全国学力テストでは毎年、全教科で全国の平均正答率を上回る結果を残しています。

保育園や習い事への送迎など育児援助を受けたい人と援助を行いたい人をつなげる市独自の支援策を実施。市が派遣するエンゼルヘルパーが家事(調理・買い物・掃除・洗濯など ※1時間700円)を援助する子育て支援も人気が高いです。また、子育て世代が各店で割引特典を受けられる千葉県の事業「チーパス」の協賛店は市内で約180店舗あり充実しています。



都市景観100選に選ばれた新浦安駅周辺の美しい街並みが有名。電柱・電線を地中化したエリアも多く、空が広く見えるスッキリとした景観も魅力です。駅前から海辺まで続く「シンボルロード」は幅約50mの広さで歩道もゆったりしており、沿道にはヤシの木が並び、住民にとっては海風を感じてリゾート気分に浸れる“贅沢な散歩道”となっています。



浦安駅と新浦安駅の周辺市街地から海沿いエリアまで、市内各所をくまなく巡る「おさんぽバス」が住民の足に。駅、市役所、病院、郵便局、学校、保育施設、公園などを通る3路線はいずれも36人乗りの小型ノンステップバスで、1日40本・20分間隔、1回100円で運行。バスの運行状況や到着予定時刻をスマホで確認できるサービスも提供しています。

〔埼玉県さいたま市浦和区〕有名な進学校が集まる埼玉県内屈指の文教地区




裁判所、警察署などが集まる県庁所在地で、商業施設や文化施設も充実。県立浦和高等学校や県立浦和第一女子高等学校など全国トップレベルの進学校も所在し、県内有数の文教地区として知られています。

2016年、市立小中学校の9年間で系統的に英語を学ぶ独自の一貫教育「グローバル・スタディ」がスタート。その結果、文科省の調査で英検3級相当の英語レベルに到達した市内の中学3年生の割合が2023年度まで“4回連続全国1位”に。独自の教育手法が結果にコミットしています。

絵本プレゼントをするなど1歳までの乳児対象の「ブックスタート」するほか、小学生以下の病児や病後児を朝・夜間など緊急時に預けられる「子育て緊急サポート」など、子育て支援が手厚いのが特徴。駅前などに送迎バスを利用する子供の一時預かり場「送迎保育ステーション」が設置されています。



Jリーグ・浦和レッズのホームタウンとしても有名な浦和区。「浦和駒場スタジアム」のほか、JR浦和駅周辺にはサッカーストリートや歴代選手の路面盤が設置され、冬になると西口前にサッカーイルミネーションが点灯します。埼玉サッカー発祥の地でもあり、高校サッカーの強豪校も多いです。



建築家・黒川紀章設計の「県立近代美術館」やプラネタリウム完備の「さいたま市青少年宇宙科学館」、野外博物館の「浦和くらしの博物館 民家園」など学んで楽しめる施設が多数。美術館や科学館、文化施設が充実しています。




【「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」編集部】

文=徳永陽子

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