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ポイントは煮る前に「焼く」!短時間で味がしみこむ大根のこうばし煮もの

  • 2022年11月10日
  • レタスクラブニュース



中まで味がしみ込んだジューシーな大根の煮ものを作るためには、30分~1時間くらいコトコト煮て、煮汁をしみ込ませるために火を止めた後もしばらく放置して…と時間がかかるイメージですよね。時間はないけど大音の煮物が食べたい!という時に試してほしいのが、煮る前に「焼く」調理法。大根の表面をこんがりと焦げめがつく程度に焼いてから煮ることで、短い時間でじっくり煮込んだようなおいしい煮ものになるんです!

焼き大根と手羽中の照り煮

【材料・2~3人】
とり手羽中…6本、大根…大1/3本(約400g)、しょうが(皮つき)の薄切り…4枚、しょうゆ、ごま油、砂糖、酒

【作り方】
1.大根は大きめの一口大の乱切りにする。手羽中は骨に沿って1本切り目を入れ、しょうゆ小さじ1をまぶす。

2.フライパンにごま油小さじ2を中火で熱して1を入れ、時々転がしながら、しっかり焼き色がつくまで3~4分焼く。

3.フライパンのあいたところに砂糖大さじ1を加え、約30秒熱してあめ色にする。全体にからめ、酒大さじ2をふる。

4.しょうが、水2と1/2カップ、しょうゆ大さじ2と1/2を加え、煮立ったらふたをして、弱めの中火で20~30分煮る。
(1人分124kcal、塩分2.5g レシピ考案/堤人美 栄養計算/スタジオ食)

何日も煮込んだような濃厚なコクがたまらない1品。焼きつけた大根のこうばしさが味に深みを与えてくれます。砂糖をあめ色になるまで熱してから煮汁の材料を加えるのもコクを出すポイント。しょうがのさわやかな風味もいいアクセントになっています。




大根のこうばし煮ものは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア2つをご紹介します。




焼き大根のトッポギ風煮

人気の韓国料理に大根を入れてアレンジ。まず棒状にカットした大根をフライパンに入れてごま油で焼きます。続いてキムチを炒めたら、さつま揚げ・水を入れて煮立たせ、にんにく・みそ・砂糖で調味し、ふたをして弱火で15分ほど煮ます。もちを加えてやわらかくなるまで煮たら、万能ねぎを加えてできあがり。辛すぎないから子どもも一緒に食べられます。



大根と手羽元の焼きおでん

あったかいおでんが食べたい…そんな時は手羽元と大根でパパッと作ってみませんか? 大根は煮汁がしみやすいように片面に格子状の切り目を入れておき、この面を下にして焼き色がつくまでオリーブ油で焼きます。上下をかえしたら、あいたところに手羽元・にんにくを入れて焼き、玉ねぎ・煮汁(酒・しょうゆ・水)を加えてふたをし、弱火で20~25分煮て。手羽元から出る旨みと、にんにくの香りが食欲をそそります。



大根は上部にいくほど甘みが強く、水分も多め。煮ものに使うなら甘みと辛みのバランスがとれた真ん中がおすすめです。

文=齋藤久美子(栄養士)

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