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油を「ごま油」に変えるだけでごちそう級に大変身!肉&野菜のオイル煮&オイル蒸し焼き

  • 2022年7月9日
  • レタスクラブニュース


独特の香りとコクが食欲をそそる、ごま油。和食にもよく使われるごまが原料なので、どんな料理に使っても親しみのある味に仕上がるのが魅力です。

「ごま油の意外な使い方」今回は、ごま油を使ったメイン&サブおかず。台湾の定番料理「麻油鶏」と、ブロッコリーのオイル蒸し焼きをご紹介します。

*この企画で使用するごま油は焙煎タイプ (無色でないもの) です。

*  *  *

▶︎教えてくれたのはこちら!
小田真規子さん


料理研究家。雑誌や広告、企業の商品・レシピ開発などでも活躍。誰にでも簡単&確実においしくできる料理の提案に定評がある。
「こうばしい香りが食欲をそそるごま油。生のままでもおいしく食べられ、加熱するといっそう風味が引き立ちます。ほかの食用油に比べて酸化や熱に強いのも特徴ですよ」

まずは、とり肉×ごま油のメインディッシュから。
台湾では産後の栄養補給や冷え解消に食べられるという「麻油鶏」(マーヨージー) 。ごま油(=麻油)とたっぷりのしょうがでとり肉を煮て、やさしい塩味で仕上げましょう。

麻油鶏

ごま油の効果で肉しっとり


[ 材料・2人分 ]*1人分480kcal/塩分2.6g
・とりもも肉 ...1枚 (250~300g)
・にんじん ...1本
・しょうがの薄切り ...2かけ分
・塩
・こしょう
・ごま油
・酒

[ 作り方 ]
1. とり肉は余分な脂を取り除いて6等分に切り、塩小さじ1/2、こしょう少々をもみ込んで約10分おく。にんじんは1cm厚さの輪切りにし、大きければ半分に切る。
2. フライパンにごま油大さじ4としょうがを入れて中火でさっと炒める。とり肉を皮目を下にして入れ、約3分焼く。


上下を返して酒1/2カップを静かに入れ、約1分煮立たせる。水1カップ、にんじん、塩小さじ1/3~1/2を加える。煮立ったら弱火にし、約15分煮る。
3. 汁ごと器に盛り、好みでサラダ菜を添える。


アブラナ科野菜のおいしさを引き出す



ほのかに苦味のあるブロッコリー、菜の花、ケールなどアブラナ科の野菜。その独特な苦みと辛みに、免疫力アップなどにつながる栄養が多く含まれています。
栄養を閉じ込めつつ、おいしさも引き出すなら、ごま油でオイル蒸し焼きを! こうばしく焼いた野菜は、シンプルながら感激もののおいしさです。

ブロッコリー1/4個は小房に分けてさらに半分に切り、焼く前に水に約1分ひたして。ざっと水けをきって断面を下にしてフライパンに並べ、ごま油大さじ1~2、塩ふたつまみをふり、ふたをして中火にかけて約2分蒸し焼きに。ふたを取って上下を返し、時々転がしながら1~2分焼きます。好みでこしょうと、さらにごま油をふっても。





調味料はごま油と塩だけなのに、ブロッコリーのうまみがギュッと凝縮され、ごちそう級の味わい! どんなメイン料理にも合うサブおかずですよ。

*  *  *

実はいろんな料理で手軽に使いやすい、ごま油。これからますます登場回数が増えそうですね!





調理/小田真規子 撮影/飯貝拓司 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
 
【レタスクラブ編集部】

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