冷えた体をほっと温めてくれるクリームシチュー。この季節、何度も作りたくなるメニューですよね。ところが食卓に頻繁に登場していると、だんだん飽きがくるのも事実。「またシチューかぁ」と思わないですむアレンジレシピを覚えておきましょう! まずはカレー風味のちょっぴりスパイシーなレシピからご紹介。火の通りが早いかぶとソーセージを使えば、時短も叶います。
かぶとソーセージのカレーシチュー
【材料・2人分】
ウインナソーセージ…6本、かぶ…2個、玉ねぎ…1/4個、オリーブ油…大さじ2、小麦粉…大さじ3、カレー粉…小さじ1、水…1と1/2カップ、牛乳…1と3/4カップ、洋風スープの素(顆粒)…小さじ1、塩、こしょう
【作り方】
1.ウインナソーセージは斜め半分に切る。かぶは葉を根元から切り分け、8等分のくし形切りにし、葉は3cm長さに切る。玉ねぎは横2〜3mm幅に切る。
2.鍋にオリーブ油大さじ2を中火で熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。小麦粉大さじ3を加えて炒め、粉っぽさがなくなったらカレー粉小さじ1を加えてさらに炒める。
3.水1と1/2カップを少しずつ加えて溶きのばし、なめらかになったら牛乳1と3/4カップを加える。ソーセージ、かぶ、洋風スープの素(顆粒)小さじ1、塩小さじ1/2、こしょう少々を加えてふたをし、弱火で5〜6分煮る。仕上げにかぶの葉を加えてひと煮立ちさせ、塩、こしょうで味をととのえる。
(1人分515kcal、塩分4.0g 調理/新谷友里江 栄養計算/スタジオ食)
冬が旬のかぶは、煮込むと甘く、ほくほくとした食感に。かぶがやわらかくなるまで、さっと煮込めばできあがりです。葉や茎も一緒に入れて、彩りよく仕上げましょう。
アレンジクリームシチューは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
サーモンとブロッコリーのクリームシチュー
魚が食べたい日なら、サーモンを入れるのも◎。小麦粉をまぶして両面をさっと焼いていったん取り出し、できあがる少し前に戻し入れるとしっとりとした食感に。
かぼちゃのクリームシチュー
かぼちゃの甘みにほっこりと癒やされる一皿。炒めるのも煮込むのも、全部同じフライパンでOKです。具材に小麦粉をふり入れたら、粉が全体になじむまで炒めてから水を加えて。
鮭とさつまいものクリームシチュー
みそを使ってほんのり和風に味つけ。シチューにみそ!?と驚くかもしれませんが、マイルドな口当たりでご飯に合う一品に仕上がります。ぜひお試しを!
かきの豆乳みそシチュー
みそを使ったシチューをもう一つ。こちらは旬のかきと長ねぎを、豆乳であっさりとまとめます。豆乳は沸騰させると分離してしまうので、煮立たせないように注意を。
一言でクリームシチューといっても、味わいはいろいろ! 具材や調味料を変えて、楽しんでみてくださいね。
文=齋藤久美子